宇都宮啓の発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(宇都宮啓君) お答えいたします。
今回の御指摘の研究でございますけれども、厚生労働科学研究の研究者が平成二十七年度から二十九年まで実施した研究におきまして、国産及び輸入鶏肉の腸内細菌科菌の薬剤耐性状況について調査したものでございます。
その結果、御指摘のように、抗生物質を分解する酵素であるESBLやAmpCを産生し、人の医療分野で問題とされている多剤耐性菌であるESBL産生菌やAmpC産生菌を、国産鶏肉の三百二十検体の五九%である百八十九検体、輸入鶏肉の二百二十五検体の三四%である七十七検体から検出したということでございます。
一般に、人や動物の体内や環境中には様々な細菌が存在してございますけれども、これらの中には抗菌剤の効かない薬剤耐性菌も一部存在しているところでございまして、抗菌剤のかような使用により抗菌剤の効かない薬剤耐性菌のみが生存、増殖すると考えられているところでございます。また、食鳥処理工程においても、耐性菌を持つ鳥肉から他の鳥肉への交差汚染等の可能性も考えられるということでございまして、そういった理由で耐性菌が検出されたものと考えているところでございます。