小川勝也の発言 (農林水産委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○小川勝也君 民進党・新緑風会の小川勝也でございます。
 今日は我が会派から三名の質問者が質問をさせていただきまして、後ろ二人が本物の質問者でございまして、今日、私は大体好き勝手なことを言わせていただこうと思って質問時間をいただきました。
 農地の在り方についても大変重大な意識を持っておりますし、今回の法改正の中で、特にその農地にコンクリートを張るということにも重大な関心を持っています。平野委員からの質問は、誠至極当然の質問でありまして、その質問の答えがほとんど出ていないのにもかかわらずこの法案が出てきたこと自体が怒りを禁じ得ないわけであります。
 私の選挙区にも農業を営む方がおられて、自分のハウスの中にコンクリを張れれば便利だなとおられる方は当然おります。これは全国におられることと承知しています。しかし、今回の法律は、まさにそのために改正の法律なんでしょうか。
 その答えが、実は月曜日の決算委員会、今日残念ながらお見えでございませんけれども、山田俊男委員の質問にもその答えが幾つか隠されていたわけであります。農林水産省が主導して作られた法案か否か、そうではなく、某規制会議とか推進会議とかいうところからサジェストがあって作られた法案だろうというふうに拝察をするからであります。
 山田委員は怒りに震えながらこう言っていました。委員が委員に選ばれたときの自己紹介、私は農業の素人ではありますけれども、勉強させていただきます。ワーキング・グループに入った委員は、私は農業は全く分かりませんけれども、よろしくお願いしますというメンバーでつくられた審議会やワーキング・グループが様々な提案を農業分野にもしてきて、この法案がそのうちの一つであることを容易に想像できるから、私たちはこの法案を、農家の方が便利になるからといってすんなりと受け入れることができませんでした。仲間と相談した結果、この法案には反対をすることに決めました。
 平野委員の質問を聞かせていただいても、心の中は反対なんじゃねえかというように拝察をするものでありますし、あるいは山田委員がおられても、まあ便利になる農家はその分いいかもしれないけれども、農業や農地の在り方、将来の我が国の安全保障にとっては相当心配しておられるだろうということが容易に想像できるわけであります。
 まず、私が申し上げたいのは、農地の在り方や農地の価値、捉え方が大きく変わってきているということであります。最後、平野委員が言われた森林の所有者不明土地の在り方、農地の在り方、これは農地法が制定されたときには考えられないことだったというふうに思います。すなわち、農地は食料を生産する、至極自分の命の次に大事なものだったからであります。農地があれば農作物を作って命を長らえることができる。今よりもいわゆるところの貨幣を通じての交換が少なかった時代は、食料はまさに命そのもの、通貨そのものであったわけであります。江戸時代は、もう御案内のとおりお米が給料であり、あるいはお金でありました。大名のいわゆる所得も、領地から取れるそのお米のかさで決まっていたわけであります。そして、私たちの国は、そのお米や農地に畏敬の念を払いながら、そしてしっかりと法律で縛って現在まで来ているわけであります。
 変わったことと変わらないことがあります。それは、我々の国がAI社会でロボットがいろんなことをしてくれる世の中になっても、我々は食料を口にしないと生きていけないという、その事実であります。残念ながら、その逆に農地の価値は大きく減ってしまいました。江戸時代は八割以上が農民だったというふうに言われています。
 私は小学校のときに、我々の国の農業従事者は人口の三%というふうに習いました。今、農林水産省から現在の数字をいただきましたけれども、大臣、農業者の人口は何%だと思いますか。

発言情報

speech_id: 119615007X01220180419_033

発言者: 小川勝也

speaker_id: 4765

日付: 2018-04-19

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会