上野通子の発言 (文教科学委員会)
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○上野通子君 おっしゃるとおりでございます。
日本は戦後、人口を増やして、どんどんボーナス期として経済を発展させたいということでやってまいりました。今は経済発展途上国がまさにこの状態ですね、インドを始め多くのアジアはまさにこの状態です。でも、一度この人口ボーナスが終わった国には二度とないともこのデビッド教授は言われているわけで、そして、日本の人口ボーナス期はもう既に九〇年代に終わってしまったとも言われています。そして、今は人口オーナス期、まさに日本は人口オーナス期の最先端を行っているとも言われて、問題はこの人口オーナス期に同じような経済の考え方ではもう行き詰まってしまう、再浮上するには、この人口ボーナス期型の考え方ではなくて、人口オーナス期の考え方に経済発展をするルールを変えていくということが重要だとも言われています。
そこで、やはり働き方も思いっ切り変えていかなきゃならないのではないかと私も感じているところでございますが、特に人口オーナス期ですね、これに対してこのデビッド教授は、どういうふうにしていくか。まずは、なるべく男女共働きにしていく、人口減少していきますからね。そして、なるべく今までの長時間労働をやめて短時間で働くようにする。そして、なるべく違う条件の人をそろえる。これが人口オーナス期に発展する条件だろうと言っています。
この三つ目のなるべく違う条件の人をそろえるという意味は、職場で同じようなタイプの職員をそろえるんじゃなくて、育児をやっている人、介護に大変な人、またもしかしたら病気を抱えているような人、さらには障害を抱えている人もいるかもしれない。でも、これらのスタッフ、職員の壁を越えて環境をつくっていけるか、これをやっていけるその団体、企業とかそして現場が、国家公務員の現場もそうだと思いますが、が生き残っていくのではないかと言われています。
そこで、文科省は、今私が言った三つの条件、これをこれから考えていけるか。そして、考えていくと同時に、最大限にそれぞれのスタッフが持っている、職員が持っているそのいいところを発揮できる環境となっていけるか。もし何か具体的に今課題があるとしたら、どこの点なのか。大臣にお伺いしたいと思います。