吉村隆の発言 (文教科学委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(吉村隆君) 御質問ありがとうございます。
 我々としては、決して文化と経済といったものは二律背反の関係にあるとは全く思っておりません。こういう時代にあっては、ますますもって両者のいい関係が築くことが誰にとっても非常に重要なことだというふうに思っています。
 その中で、先ほど表現の自由というお話がございました。経団連の中で、正直言って表現の自由についてどう考えるかということだけを大上段にして議論したという経験は私自身は持ってございませんけれども、議論するまでもなく、表現の自由というのは非常に貴重な権利であるというふうに思っておりますので、そこは議論するまでもなく、経団連会員企業、普通の企業さんであれば、そこに疑義を持つところはいないということだと思います。
 文化政策についてはなかなか一言では言いにくいんですけれども、すごく狭い意味での文化政策といったものともう少し広い意味での経済と連動したような文化政策があるような気が個人的にはすごくしております。なので、我々が特に主としてできることは、経済としてのサイクルを回しながら、文化の力もお借りしながら、あるいは文化の力をより強めていただくようなことにも貢献しながらやっていくという、そういったところが大事だというふうに思っております。
 実際問題として、著作権法が掛かる、何というんですかね、著作物の範囲って物すごく広くなっていて、まさになりわいとして作家さんがやるようなそういったものから、先ほど来議論が出ているデータみたいなものまで全部一律に掛かってくるということなので、なかなか一律に議論するのは難しいなと思うんですけれども、産業界としては、そうですね、もちろん本業として、あるいはCSR的な観点で文化を応援していることもたくさんやってございますし、ビジネスとして活用させていただくこともありますしという、いろんな意味で文化との関わり合いというのは切っても切れないものだと思っていますし、これからも重要だと思いますし、表現の自由について疑いを持っている団体だと思われないような矜持を示していきたいというふうには思っております。
 以上です。

発言情報

speech_id: 119615104X00820180515_050

発言者: 吉村隆

speaker_id: 19836

日付: 2018-05-15

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会