遠山信一郎の発言 (法務委員会)
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○参考人(遠山信一郎君) とても良い質問です。
一つは、社会で生きていく力という点でいくと、かつて経済産業省で、社会的基礎力ということで結構幾つもの要件を世間に流していて、例えば、一緒に共同して何か目的ができるとかって、こう書いてあります。
私は、有田先生の問いに対して、抽象的に答えて申し訳ないのですが、結局、人間が生まれて死んでいく過程の中で、自分ファースト、つまり利己から他利へ移行するという過程の中で、人間って初めは利己的なもの、でも、成熟するうちに、要するに他人のことを考えるようになる。で、他利といっても全く全面的に他利にはなれないから、要するに自己の利益を守る、自利と他利のバランスが少しずつでき上がっていく過程の中で、どこかで線を引くんだろうなと思っています。
ゆえに、有田先生の問いに対して、例えば十分に、四十、五十過ぎても子供のやつは山ほどいる、若くてもとても他利心が強くて立派なやつもいる、だから、線引きは、やっぱりみんながこんなところだよねというふうな、そこそこ納得できる、できれば合理的な科学的な根拠のあるところで引けばいいのかなと思っています。
その点で、十八と二十でそれほどの大きな、何というかな、階段でいえば段差があるのかというと、今のところそういう段差は感じてはおりませんという感想でございます。