坂東俊矢の発言 (法務委員会)
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○参考人(坂東俊矢君) 今、石井先生が言っていただいたことはそれぞれごもっともだと思います。ただ、個々の人々からすると、自分の生活に関わる部分でどんな影響があるんだろうというふうに考える。ただ、先ほども申し上げたように、民法を変えるということは、社会の仕組みを変える大きなものですから、その結果、私たちが生活する社会の形ってどう変わるんだろうという視点からも物事を考えていく必要があるんだと思います。
法制審で一定の結論が実は出ていました。その一定の結論が出てから十年以上の時間が経過しましたが、大変私も民法の学者として反省しなきゃいけないけれども、その十年間でその法制審の議論を前提にどういう準備をしなければいけなかったかということについては、やや、私の反省も含めてできていなかったと思います。この間、それに向けてどういう施策が必要かということを本当に真剣に社会として議論してきたか、それを国民やあるいはその世代の若い人たちに伝えてきたかというところについては、私も率直に反省しなければいけない。とすると、その努力を一度してみる必要があるのではないかというのが私の思いであります。