上川陽子の発言 (法務委員会)
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○国務大臣(上川陽子君) 委員御質問の件でございますけれども、これは刑法一部改正法の附則第九条、国に求められている検討につきまして、性犯罪における被害の実情や改正法の規定の施行の状況等を調査、把握した上で、性犯罪に係る事案の実態に即した対処を行うための施策の在り方全般について施行後三年を目途として総合的に検討を加えるべきものということでございます。
検討におきましては、性犯罪被害者の実情、また被害者の方々の心理状態、被害者や関係者が置かれている状況等につきまして多角的に調査をして把握をしなければ、その先、実効的な施策の策定につながらないものというふうに認識をしているところでございます。
また、法務省におきましては、性犯罪の実態に関する各種調査研究の実施につきまして意見が付されました衆参の両議院法務委員会におきましての附帯決議の策定の経緯、また、先生からの御指摘ございましたように、被害者の声をまずしっかりと踏まえるべきであると御主張、こういったことをしっかりと踏まえまして、施行後一年目であります本年度において、性犯罪に関する施策検討に向けた実態調査ワーキンググループ、これを設置をしたところでございます。
今後、三十一年度末頃までに各種の調査研究を実施するとともに、性犯罪に遭われた被害者の皆様やまたその支援団体、加害者更生に関係する方々を含めました関係者の皆様からヒアリングをしっかりと実施し、性犯罪被害者の実情の把握等を着実に進めてまいりたいというふうに考えております。
どの時期からどのような体制を設けて施策の検討をするのか、またどのような事項を取り上げるかにつきまして、今の段階で確たることを申し上げることはできませんけれども、被害者の方々の気持ちに寄り添う、そして御指摘のような立場の方々の御意見をしっかりと踏まえて検討していくということについては、極めて重要であるというふうに認識をしているところでございます。しっかりと対応してまいりたいと思っております。