麻生太郎の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、小川先生からお話がありましたように、いわゆる日銀の当座預金、マネーサプライですけれども、済みません、マネタリーベースですけれども、この日銀の当座預金の伸びに比べて、いわゆるマネーサプライと言われるマネーストックの方が増加のベースが緩やかというのは事実だというのはもうこの前から申し上げているとおりなので、二〇一二年に比べますと、あのとき四十三兆円だった日銀当座預金が今三百六十兆円超えておりますので、七三〇%ぐらい行っているんだと思いますが、それに比べていわゆるマネーサプライ、マネーストックの方は八百二十七兆円が九百九十兆円ぐらいですから、こちらの方は二〇%以下ということになろうと思います。
したがいまして、いわゆるこういったような事実に基づいていきますと、法人向けの貸出しはどうかというと、これは、二〇一二年の夏頃までこれはずっと毎年〇・何%減少傾向だったんですけれども、安倍内閣の発足以後、これ日銀による量的・質的金融緩和というのの効果もありまして、二%から四%ぐらいのプラス基調へと明確に反転したということも事実なんだと思っております。したがって、大胆な金融緩和によって調達金利というものも間違いなく下がって、一・四ぐらいあったものが〇・九ぐらいまで下がっておると思いますので、そういった意味ではしっかりと低下をしております。
また、金融機関の貸出態度というものも緩やかになっているということなどもありますので、資金の調達環境の改善という形で影響を与えているのは事実だと思いますけれども、いずれにしても、この種の話は、日銀の二%の物価上昇というもののいわゆる目標に向けて、これは、大胆な金融緩和を着実に実施された結果としてこういったことが起きてきているように私どもには見えます。