有村治子の発言 (予算委員会)

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○有村治子君 総理が今お示しになられました総理秘書官、大臣秘書官、今日は集中審議なので指名された閣僚の方々の秘書官しかお座りになっていませんが、全体の場合はここが全て埋まります。そして、この第一委員会室のお隣の廊下に突っ立って、立ちっ放しで各府省庁の連絡を一日中取っている事務方、各府省の国会控室、大臣官房の本当に献身的な働き方があってこの国会審議が成り立っています。
 特にそこにお座りの方々、総理秘書官、大臣秘書官は、非常に高い能力や士気をお持ちでいらっしゃる。トップリーダーを支える気概も使命感も万端です。強靱な体力を常に発揮し続け、屈強な精神力を体力がなくなった後も貫き、かつ子育てや介護を第一義的にする必要がないという家族環境にある偶然の幸いもあって、家に帰ったら、例えば子育てをしてくれる祖父母がいる、あるいは家のことを任せっきりにする嫁さんがいてくれるというような状況の中で、家に帰ったら風呂に入って寝るだけで、それ以外は全てを仕事にささげますという、事実上、時間拘束という忠誠を誓える超人的な人しかそのキャリアトラックの中枢にいられないというこの数十年続いた働き方のままで本当にいいのかどうかということは、国民の代表として、ここに送っていただいている議会人として、これをこのNHK視聴していらっしゃる国民の皆様とともに問題提起を共有をさせていただきたいと思います。
 そんな強靱な方々しかいない府官庁、その人しかエースになれない府官庁から、本当に国民のつまずきや生活の苦しさや、あるいは光を当ててほしいところに心の通う政策が本当に出てくるのかどうか。それから、これから共働きが増え、少子高齢化が進み、人口減少が顕在化していく日本にあって、これからは、介護や子育てやその両方のダブルケアで誰かのお世話を一時的に任され、時間制約のある働き方しかできない人は、全国の職場で限られた数人というわけではなくなってきます。時間制約のある働き方をする勤労者が、マイノリティーではなく、どこの職場にも出現をされるという状況がいずれ出てまいります。
 そういう意味では、是非、安倍総理、いま一度でございますけれども、国会対応の公務員の働き方改革にも、是非民間の働き方改革、安心とともに、やはり持続可能な仕組みを、日本をつくるためにはこの働き方改革の検討も除外しないというところの総理の力強いリーダーシップをお見せいただきたいと思います。コメントがあれば是非お願いします。

発言情報

speech_id: 119615261X00620180305_019

発言者: 有村治子

speaker_id: 22113

日付: 2018-03-05

院: 参議院

会議名: 予算委員会