森まさこの発言 (予算委員会)
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○森まさこ君 よろしくお願いいたします。
さて、外交について、安倍総理のトップ外交、これだけではなく、私は多重的、多層的に外交を繰り広げることが大事だと思っておりますが、それについて、日中韓の首脳会談触れながら議論させていただきたいと思います。
先ほども塚田委員の質問の中にもございましたが、この日中韓首脳会談、南北首脳会談の後に北朝鮮の対応について三か国の足並みをきっちりそろえる意味で、大変重要なタイミングで開催されたものでありました。朝鮮半島の非核化だけでなく、先ほど指摘された日本人の拉致問題の解決についてもこの支援と協力についてしっかり宣言の中にも書いていただいた。六月十二日の米朝首脳会談につなげていかなければならないという意味でも極めて重要な会談であったと思います。
今回、安倍総理がこの大切な日中韓首脳会談の議長、ホスト役としてしっかりと務め上げられたと評価をしております。その上で、この多重的な、多元的な、トップリーダーだけではない外交について一つ具体例を挙げさせていただくと、防災外交というものについて私は提案したいと思います。
今回の日中韓首脳会談の共同宣言にも、仙台防災枠組を盛り込まれています。これは二〇一五年に仙台で開催された国連防災会議の採択された枠組みですが、あのときには、あの国連の防災会議、十五万人の来場者があったんです。我が国で国連でやった会議で最高に来た方が四万人です。その約四倍にも迫ろうとする十五万人の方がいらしたのは、私は、被災地で開催した、そして防災について日本が果たすべき役割に期待しているところが大きいからだと考えています。
特に、東日本大震災で私たちは地震、津波、原子力発電所事故という複合災害に見舞われたわけですが、世界中から、その経緯や教訓を学び、防災・減災にどう生かすか、復興復旧にどう取り組むのか、この知見を共有したいと、その思いが強かった。さらに、アジア特有の地形、天候、それによる自然災害、これについて私は日本がアジアでリーダーシップを発揮していけると思います。
実は、私は、その考えから昨年、日本人で初めて国際資格を取りました。エマージェンシーマネジャーという国際資格でございます。IAEMという協会なんですが、五十か国の方が持っていたけれども日本人が持っていないということで、昨年末、私が取得をし、五十一か国となったわけでございます。東日本大震災の教訓を共有し、後世に伝えていく、これを通じて世界に貢献していく。今はどうしても防災も欧米中心のリーダーシップの中で、日本が被災地の復興を訴える、そのチャンスでもあり、風評被害を払拭することにもつながると思います。
今回、日中韓首脳会談の共同宣言に防災を入れていただいた総理の思いと、今後の防災外交、それを含む重層的な外交についての御見解をお聞かせください。