佐藤茂樹の発言 (安全保障委員会)

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○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。
 まず、岩屋大臣、防衛大臣御就任おめでとうございます。
 長年さまざまな分野で一緒に活動をさせてきていただいておりまして、この通常国会も、まず公職選挙法の福島特例法案も議員立法で一緒に答弁をさせていただきましたし、また、ギャンブル等依存症対策基本法案も一緒に衆参の委員会で答弁をさせていただきました。
 ただ、大臣の政治活動を見ておりますと、やはり本来は国防の分野というのが政治家としてのライフワークの一つであろう、そのように見ておりまして、今、国際環境が非常に厳しい中で、しっかりとやはり本来の国防分野に邁進していただきますように、心から期待をするものでございます。
 私の方からは、きょうはお時間をいただきましたので、昨年もこの給与法に関連いたしまして、防衛を支える人的基盤をどう充実強化させていくのかという観点で、昨年度の法案改正のときにも質問をさせていただきました。
 昨年は、自衛官の充足率の状況あるいは優秀な人材を確保するためにどうしていくのか、さらには、女性自衛官活躍推進イニシアティブ等について質問をさせていただきました。
 今、ある雑誌にもこの募集状況の厳しさを、静かなる危機だ、そういうように表現している雑誌も先日拝見いたしましたけれども、自衛官の募集状況が年々厳しくなってきている中でどう工夫していくのかということが、もう待ったなしで問われているわけでございます。
 去年も言わせてもらったんですけれども、今は募集状況が厳しくなっている要因というのは幾つかあると思うんですが、一つはやはり、少子化、高学歴化がどんどん進んでいるというこういう問題がございますし、二つ目には、近年の好調な景気と雇用状況などによりまして民間企業が求人をふやして待遇をよくしてきておりまして、人材の獲得競争が非常に厳しくなってきているというこういう問題もございます。三つ目は、今の気風といいますか、時代がそういう時代なのかもわかりませんが、労働環境が過酷という、そういうイメージが今の若者に敬遠されがちであるということなどが挙げられております。
 こうした自衛官の厳しい募集環境の中で防衛省は、十月から二十八年ぶりに自衛官の採用年齢の上限を引き上げられまして、一般曹候補生と任期つきの自衛官候補生の採用上限年齢を、現行の二十七歳未満から三十三歳未満に年齢で六歳引き上げる、そういう改正を行われました。
 私は、これによって、民間企業等での勤務経験を有する者等が、そういう方々を含め多様な人材を更に幅広い層から確保する道を開いたものであると思っているわけでございます。この対策は実施済みです。
 もう一つの採用基準の要件緩和として、身体的要件で、先ほどの一般曹候補生と自衛官候補生の二枠について体重制限を緩和する方針を固めたと報道されております。
 具体的には、現在、身長と体重から肥満度を算出するBMI、体格指数で二八程度を上限としているのを、三〇程度まで入隊を認めるということをこの夏から試行されていると言われております。この、採用時の体重制限が緩和されるというのは初めてである、そういうふうに言われているんです。
 まずお尋ねしたいことは、今申し上げましたこの自衛官の年齢や体重の採用基準の緩和の狙いと、そして緩和の内容を明確に御説明いただきたいということが一点でございます。
 さらに、大事なことは、採用基準が緩和されたことが、我々のような専門家が知っているだけではなくて、広く社会に、また、対象者に知られていくということが極めて大切だと思うんですけれども、広報宣伝活動を含め、どのようにしてこの自衛官の採用基準の緩和を広め、認識していってもらう取組をされているのか。
 この二点について防衛省に伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 佐藤茂樹

speaker_id: 30698

日付: 2018-11-16

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会