横光克彦の発言 (環境委員会)
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○横光委員 立憲民主党の横光克彦でございます。よろしくお願いを申し上げます。
原田大臣、環境大臣御就任おめでとうございます。
大臣は福岡県、私は大分県、隣同士でございまして、就任を大変うれしく思っております。
原田大臣は、旧通産省、現在の経産省出身だということで、環境問題には余りかかわりのない御経歴なのかと思っておりましたが、さにあらず。大臣が通産省に入られた昭和四十五年、当時大変な社会問題となっておりました公害国会を経験された、そしてまた、公害問題にしっかりと取り組んでおられたということをホームページで拝見して非常に驚いたわけですが、大臣御自身もおっしゃっておりますが、環境大臣就任は運命的なものがあったのではないか、そういうふうに感じております。
また、大臣のところの太宰府天満宮、ここの梅、これも見事な花を咲かせますが、私の生まれ育った里の宇佐神宮、ここの梅もすばらしいんですよ。
梅の花言葉に、不屈の精神という意味があるそうです。不屈の精神。寒風吹きすさぶ中、凜として咲く梅の花。何となく、不屈の精神というイメージが確かにありますよね。
どうか、大臣におかれましては、この不屈の精神のもと、強いリーダーシップでこれから頑張っていただきたい、このことをまず申し上げておきます。
それでは、所信について質問をさせていただきます。
環境行政には多くの課題があるわけですが、そういった中で、私は、今最も重要な政策の一つが気候変動対策である、このように考えております。パリ協定のもと、世界は今、脱炭素社会に大きく動き出しているわけですが、まず、その脱炭素社会への取組強化についてお尋ねいたしたいと思います。
石炭火力発電、これは最もCO2を排出する発電方法ですね。世界の温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目指す、二〇一五年に合意されたパリ協定の目標達成には、まずはこのエネルギー部門、これをいち早く脱炭素化させる必要があると私は思っているんです。そのためには、その対極にあると言ってもよい石炭火力発電から脱却しなければならない、このように思っております。
LNGやほかの発電方式を含む設備容量や再生可能エネルギーの電力の普及、さらに省エネの進展などを考えれば、原発に依存しなくても電力供給は十分可能な状況になってきております。
東日本大震災、福島原発事故後の二〇一二年以降に、五十基もあった石炭火力発電所の新規建設計画のうち、七基の計画は中止となりました。しかし、既に八基は稼働しております。残りの三十五基は、今なお計画、建設段階にあるんです。
石炭火力発電は、最新鋭の技術をもってしても、CO2排出係数が天然ガス火力発電のおよそ二倍にもなる。これらの計画が全て認可され、実行されてしまえば、どうなりますか。我が国の削減目標の達成は到底不可能となります。
この状況を打開するためには、まずは、私は、三十五基の新規計画を認めるべきではない、このように思っているわけでございます。
イギリスやカナダなどの先進国は、遅くとも二〇三〇年までに、あと十年ちょっとですよね、二〇三〇年までに石炭火力発電をゼロにしよう、そういう動きがあるんです。我が国もこれに追従すべきだと思っておりますし、遅くとも二〇三〇年までに石炭火力発電をゼロにすべきであると考えております。
でなければ、このまま石炭火力発電を推進していけば、CO2が増加するばかりであり、二六%削減の目標は絵に描いた餅となってしまいます。これはもう、悲劇を通り越して喜劇としか言いようがありません。
温暖化対策を担当する原田大臣の、現在のこの状況をいかにお考えなのか、お聞かせください。