岡村肇の発言 (議院運営委員会)
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○岡村参考人 御質問ありがとうございます。
検査官は検査官会議の構成員でございます。検査官会議は、会計検査院の意思決定機関でありまして、検査実施機関である事務総局を常時指揮監督しております。
検査官会議を構成する三人の検査官につきましては、法律、行財政、企業会計、会計検査等に関し豊富な知識と経験をそれぞれ有することが望ましいとされております。
このうち会計検査院出身者につきましては、事務総局の的確かつ効率的な指揮監督や決算検査報告作成の最終段階における検査官会議での意思決定におきまして、今まで会計検査院で勤務してきた中で培った会計検査等に関する知識と経験を生かして、公平かつ均衡のとれた意思決定に貢献することが期待されているものと認識しております。
民間の監査との違いということ、お話がございました。
民間企業の財務諸表に対する公認会計士監査は、財務諸表に対して合理的な保証を与えるためのものでありますが、国の決算に対する会計検査は、不適切又は不合理な会計経理やこれと関連する事務事業の遂行を指摘する検査となっておりまして、正確性、合規性、経済性、効率性、有効性といった多角的な観点から行うものとされております。
国や地方公共団体の政策はさまざまな目的を持って行われておりますが、究極的には、その政策の実施により国民や住民の福利の向上を図ることが目的になっておると思われます。会計検査院の役割は、多角的な観点から国民の皆様から徴収した税金の使われ方に目を光らせることによって国民の福利の向上に寄与することにあり、政策の目的や効果を損なうことなく、経済的、効率的に予算の執行がされているかを検査していくことがその重要な役割の一つと考えております。
仮に検査官に任ぜられるとするならば、これまで会計検査に関する実務で培った知識経験を生かして、国民の会計検査院に対する期待に応えるべく、全力を尽くして検査官の職責を果たしてまいりたいと考えております。