本村伸子の発言 (総務委員会)

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○本村委員 私は、日本共産党を代表して、二〇一四年度、二〇一五年度NHK決算に対する討論を行います。
 二〇一四年の一月、籾井勝人氏がNHK会長に就任しましたが、籾井氏は、その就任時から、政府が右と言うものを左とは言えないなど発言し、国家権力からの独立、表現の自由の確保という、公共放送として貫くべき基本姿勢を大きく揺るがし続けてきました。
 日本共産党は、公共放送に対する国民の信頼が大きく傷つけられる中で、二〇一四年度、二〇一五年度NHK予算に反対してきました。
 二〇一四年度予算については、消費税増税を理由にして受信料の値上げを盛り込む点でも看過できないものでした。その予算執行である二〇一四年度及び二〇一五年度決算についても反対するものです。
 また、この間、不祥事、不正経理などに対するNHKとしての対応も問題となりました。
 二〇一四年一月、NHK職員によるタクシー券の不正利用が発覚し、全国点検では同様の事例が明らかになりました。
 二〇一四年三月、籾井前会長は、NHK関連団体ガバナンス調査委員会を設置しましたが、この調査委員会は、NHKビジネスクリエイトの不正経理事案やNHK出版の架空発注といった子会社の不祥事、不正経理を暴くことはできず、これらは東京国税局の摘発によって初めて明らかにされました。
 鳴り物入りで設置されたガバナンス調査委員会の調査は、事実関係の後追いで、結果も概要だけの公表、そして報告書は非公表という姿勢も大きな批判を受けてきました。
 籾井前会長によるハイヤーの私的使用とNHKの代金立てかえ払い問題などが不信を広げ、二〇一五年度の決算を通じても問題は改善されず、視聴者・国民の皆様の不信は更に深刻になりました。
 不祥事、不正経理などの事案の原因を究明し、視聴者・国民の皆様に対する説明責任を果たして、解決への具体策を明らかにする責任を果たされたとは言えません。
 以上の点から、二〇一四年度及び二〇一五年度のNHK決算について反対であることを申し述べ、討論といたします。

発言情報

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発言者: 本村伸子

speaker_id: 33778

日付: 2018-11-29

院: 衆議院

会議名: 総務委員会