平井卓也の発言 (内閣委員会)
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○平井国務大臣 御質問ありがとうございます。
先生の御見識に心から敬意を表したいと思いますし、私も量子暗号を勉強させていただきたいなと思います。
量子コンピューターは、情報処理分野などにおける飛躍的なイノベーション創出をもたらす技術で、世界と戦うべく、日本の高い基礎技術力や人材を生かしていかなきゃいけないと思っています。今先生御指摘のD—Waveなんかは、本来、日本でやらなきゃいけなかったなと思っています。
六月に閣議決定した統合イノベーション戦略において、特に取組を強化すべき主要分野として、量子等の革新的コンピューティング技術の推進を挙げています。
また、具体的な研究開発の取組として、内閣府において、革新的研究開発推進プログラム、ImPACTですね、光の量子効果を活用した高速コンピューターを開発、クラウドシステムとして公開したところです。加えて、戦略的イノベーション創造プログラム、SIP第二期で、光・量子を活用したソサエティー五・〇実現化技術に取り組んでおり、次年度からは量子コンピューターのソフトウエア開発を戦略的に進めるべく検討しています。
他方、文部科学省においては、Q—LEAPプログラムで、量子ゲート型のコンピューティング技術の研究開発に係る基礎研究に取り組み、経済産業省においては、AIチップ・次世代コンピューティング技術開発事業で、ハードウエア、ソフトウエア双方に関する量子アニーリング技術の研究開発を実施しています。
いずれにしても、組合せ最適化に特化したアプリケーションの開発については、産業界の主導で行われつつあると有識者から聞いているところであります。
今後とも、関係省庁と連携し、量子コンピューターの研究開発を戦略的に推進するとともに、我が国の産業競争力を努めてまいりたいと思っていますが、組合せ最適化の方、アニーリングの方と汎用型というと、タイムスパンが少し違うんですが、どっちかだけというわけにはいかないなというふうに考えているところでございます。