杉本和巳の発言 (文部科学委員会)

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○杉本委員 ありがとうございます。
 ちょっと例えの話で恐縮なんですけれども、国会の中に廊下がありまして、原発事故があった後は、渡り廊下は歩くエスカレーターがあったわけですけれども、それがとまっていたんです。それが、残念ながら最近は、節電意識というのがなくなって、電力使おうよじゃないのか、よくわからないんですけれども、動いているんですね。体のためにも決していいとは思わないんですけれども、そういう変化が実は国会の中にあったりします。
 数年前に、四年ぐらい前ですけれども、私は、安倍総理に予算委員会で質問する前に田中俊一委員長に、日本の原発の適性みたいなところで、地盤のかたさあるいは古さ、この辺をイの一番に質問させていただいたら、田中俊一委員長は、やはり新しい地層で、そして古くを調べられない、過去がないというようなことを、御意見というか言っていただいたという記憶がありますので、ちょっとこれは一方的に申し上げますけれども、フィンランドであったり、あそこは国会議事堂が岩盤の上に立っているんですよ、だからそれは象徴的なんですけれども、あるいは、ベトナムなんかは地盤が安定していて地震が少ないというので、そもそもいいか悪いかの議論があるかもしれませんが、日本自体は決して原発の土地として適切じゃないんじゃないかなというふうに私は思っているということであります。
 あと、もう一点ちょっと伺えるかどうかなんですが、一つだけ。
 もう一つ意見を言いますと、健全な育成という話があって、これをやめる、書く書かないという議論がまたこれから出ると思うんですが、一方で、廃炉していくにはやはり専門家というのも必要だということなので、この専門家をいかに、応募が減ってきているこの原子力分野においてきちっと育成していくかというのは、我々も問題意識として持っていなきゃいけないのかなというふうに勝手に思っております。
 さて、もう一つだけ。
 与野党が逆転していたときに、塩崎先生だとか、今はいらっしゃらない松野先生とかが原発の国有化という議論をされました。自民党が野党のときです。それで、その後、結局、原子力は民間企業の電力会社が持つのは限界があって、この事故を含めて、今後、原発は束ねて国が管理していって、そもそも国策で始めてもらった事業だからというような考え方があって、いつの間にか、与野党逆転しましたし、今別の立場にいる方も、この国策論に乗らずに、電力料金に乗せる形で走らせたというようなのが私の認識なんですけれども、与野党問わずというか、そういう感じなんです。
 これは理想論かもしれませんけれども、国策として始まったこの原子力について、やめていくというか収束に向けていくためには国有化という考え方は一つあると思うんですが、こういった、国が束ねて、最終的に少なくしてなくしていくという方向感について、それぞれの参考人の御意見を伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 杉本和巳

speaker_id: 3632

日付: 2018-11-20

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会