坂本恵の発言 (法務委員会)
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○坂本参考人 ありがとうございます。私の論文まで読んでいただきまして、本当にありがとうございます。
レロンソン参考人からもありましたけれども、御案内かと思うんですけれども、ベトナムは、海外への労働者派遣に関して言うと後進国なわけですね。つまり、インドネシア、フィリピンは、西側というか、アジア諸国も含めて、既に派遣の経験というのは長かったんですけれども、ベトナムは戦争もありましたし、派遣がおくれたわけです。だから、派遣する際に、条件が悪くとも派遣をするということが、ある意味、一貫してベトナムがとってきたことでもあるわけですね。
先ほどの女性の実習生のお話ですけれども、私も、本当に三十人ぐらいですか、ベトナムの技能実習生にかかわってまいりました。私、日本ベトナム友好協会というところの副理事長もちょっと経験はしております。
レロンソン参考人の派遣機関、大変すばらしいと思います。ただ、御案内のとおり、ベトナムの派遣機関は、十年ぐらい前に七十ぐらいだったのが、もうあっという間に二百を超えて、いろいろな方がかかわられているわけですね。そういう中で、必ずしもそのルールを守られないということもあるわけです。
女性に関して言うと、本当に、一歳、二歳の子供を残して、三年間帰らない、子供も親の顔を忘れるというふうなこともあるわけですけれども、技能実習生の女性たちは本当に、最賃の半分ぐらいでも、ずっと、子供の進学のため、家族を支えるため、その意識が非常に強いということですので、ちょっと別な話になって申しわけないんですけれども、やはり女性の、実習生にしても労働者にしても、それを集中的に支えるシステムの構築というのは、ほかの国はやられているんです。日本でも、女性の労働者を受け入れるようなシステムの構築というのは本当に求められていると思います。