岸田文雄の発言 (予算委員会)
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○岸田委員 おはようございます。自由民主党の岸田文雄です。
まず、新しい内閣がスタートして初めての予算委員会の審議となります。これから年末を迎え、来年、平成の時代が終わり、新しい時代がスタートする。こうした歴史の節目に当たって、総理、そして閣僚の皆様方、ぜひ国民のためにしっかり責任を果たしていただきますよう御期待を申し上げます。
その上で、きょうは十一月の一日です。十一月の一日は何の日か、御存じでいらっしゃいますか。調べましたら、十一月一日というのはいろんな記念日が重なっております。随分多くの記念日が十一月一日とされています。例えば、紅茶の日とかすしの日とか、あるいは生命保険の日とか、あるいは泡盛の日なんというのも十一月一日であります。
その中で、政治的に重要な記念日として、自衛隊記念日というのがあります。我が国の自衛隊は、昭和二十九年の七月一日に発足をしました。しかしながら、七月から十月、この時期は大変災害が多い、こうした災害への対応に忙殺されることになってしまう、こういったことから、あえて自衛隊記念日を十一月一日まで移動させた、こういった経緯があるということであります。
今も昔も変わらぬ現実ということなんでありましょうが、ことしも本当に多くの大型の災害が連続して発生をいたしました。きょう審議する補正予算も、まさに災害対応が中心ということになっています。きょうは、冒頭、この災害対応、国土強靱化、ここから質問を始めさせていただきたいと思います。
ことしを振り返りますときに、六月には、大阪北部地震が発生しました。七月には、西日本豪雨災害が発生しました。九月には、台風二十一号の大きな被害も発生しました。また、北海道胆振東部地震が同じく九月に発生をいたしました。
改めて、この多くの災害において被災された皆様方にお見舞いを申し上げる次第ですが、こうした災害を振り返りますときに、私は幾つか特徴があると思います。
例えば、ことしの災害、広域にわたって同時多発的に被害が発生するということで、近隣の自治体同士の協力がなかなか難しい、こういった事態が各地で発生した、こういったこともありました。また、今までの想定を超える風とか雨が記録されることによって想定外の大きな被害が発生する、こういったこともありました。
さらには、被害の内容が、洪水氾濫であったり、土砂災害であったり、ため池の崩壊であったり、大型の停電であったり、液状化であったり、あるいは水道管の破裂であったり、本当に多岐にわたっています。
よって、被害の状況あるいは現地のニーズ、実に多岐にわたっている、こういったことも一つ特徴としてあるのではないかと思います。こうした特徴を見てみますと、国の果たすべき役割、責任、大きいものがあるなと改めて感じています。
総理も、ことし、本当に多くの被災地を視察して回られました。総理は、ことし発生した大きな災害を振り返られ、どのように感じておられるか、そして、今後、こうした災害を前にしてどのように復興復旧を進めていかれようとしておられるのか。基本的な考え方をまず質問させていただきます。