本多平直の発言 (予算委員会)

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○本多委員 ここ数年は、確かに、北朝鮮、大変、ミサイルを発射したり、中国との関係も厳しい状況が続いてきました。そういう中で、我々としても、こういう防衛費の増大、なかなか厳しく言いにくい、国民も、岩屋さんの言うとおりだなと思う方が多い状況が続いてきたんです。
 ただ、今ここに来て、大臣御存じのとおり、米朝も兆しが見えた、そして日中も、総理も御努力いただいて、これまでの非常に不安定な状態を一歩脱するということになったんですね。
 こういうときに、ぜひ、硬直化して、ずっとこの五年間、危ないときも危ないと言い、少しよくなっても危ないと言い、そして、別に、うちの国が石油でも出てお金がたくさんあるのなら、多い方が安全ですよ。相手が何するかわかりませんねと言われれば、私もそれは、日本に財政資金がたくさんあるなら、どうぞどうぞ伸ばしてくださいという議論をしますが、残念ながら、ほかのものは犠牲にしながら、国民からは消費税上げをお願いしながら、ここだけこれだけ伸ばすのは、私はきちんと考えていただきたい、このことをきちんと申し上げておきたいと思います。
 全体の伸びもそうなんですが、これは青いところですが、ピンクが急激に伸びているのと、この緑の線が急激に伸びているということ、これがもう一つの問題点だと私は思っています。
 ピンクの方は、後年度負担といいまして、兵器というのはなかなか単品で非常に高額ですから、ローンのように後払いで買うものの残高がこれだけたまってきていて、ついにこの二〇一九年度では、その年の予算を超えてローンがたまっている。こういうローンで買わなきゃいけないような高いものを、必要だ、中国がどうだ、北朝鮮がどうだといいながら、ここまでの規模にしちゃったことはどうなのか、これが一点です。
 二点目。この緑の線、FMSといって、アメリカから非常に高水準の武器を買うときに、なかなかアメリカは、そんなに簡単に売らないよ、そのかわり、日本に不利な条件だったら売ってやるよという仕組みがあるわけですけれども、言い値で買わされる、途中でキャンセルされても文句を言えないとかという、非常にアメリカの言いなり度が強い武器購入、これが何と防衛費の、もう二八・三%に上ろうとしている。
 全部だめとは言っていないですよ。アメリカから高水準の兵器を買うことも必要かもしれません。しかし、後年度負担、後にツケ回しをしなきゃ買えないものをこれだけ積み上げている、そのことと、FMSがこれだけ大きくなっている、このことに対する認識はいかがですか。

発言情報

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発言者: 本多平直

speaker_id: 6726

日付: 2018-11-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会