猪口邦子の発言 (外交防衛委員会)
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○猪口邦子君 ありがとうございます。
今年の通常国会では、十一か国による環太平洋パートナーシップ協定、TPP11条約締結を承認しました。アメリカが離脱しても、日本主導で自由貿易のたいまつを掲げようとしてきた安倍政権の判断は英明でありまして、いよいよ十二月三十日にも発効すると伺っております。
TPP11と日EU経済連携協定の同時化は、太平洋社会、パシフィックコミュニティーと大西洋社会、アトランティックコミュニティーの自由貿易の結節点が日本であることを示しているのです。戦後七十年を超えて、敗戦国であった日本こそが戦間期の世界経済の悲劇の構図を学習し、保護主義やブロック経済阻止の役割を担おうとする姿がそこにはあると考えます。非常に大きなことです。そのような偉業を率先垂範しようとする日本が、その結果不利益を被ることはあってはなりません。
政府は、ちょうど一年前の十一月二十四日でしたけれども、総合的なTPP等関連政策大綱、この「TPP等」、この「等」の中に今回の日EU・EPAが含まれていると思いますけれども、その大綱をTPP等総合対策本部で決定しています。
そこでお伺いしますけれども、このTPP等総合対策、この大綱の実施は進んでいますか。これは日EU・EPA発効を見据えての施策の体系なんですけれども、更に見直しや強化の必要なところがあったら御答弁ください。