小川克巳の発言 (厚生労働委員会)
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○小川克巳君 自由民主党の小川克巳でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
四十分の質問時間いただいておりますが、早速質問に入らせていただきたいと思います。ただ、水道法改正案に入る前に、二、三ちょっとお尋ねしたいということがございますので、少しお時間を頂戴いたします。
先日の委員会でも馬場委員を始め多くの委員の方々から厳しい指摘がありましたが、私もリハビリテーション専門職の一人として障害をお持ちの方々に寄り添う立場でもありますので、やはりこの問題に触れないわけにはまいりません。
まして、政府は、超高齢超少子社会の支え手として、高齢者や女性そして障害者の就労者としての機能を発揮していただくことに大きく期待を寄せているところでもあります。そのような中において、民間企業に対して指導するべき立場にある中央省庁でこのようなことが長い間改善する努力もなされずに放置されてきたことに、改めて怒りと落胆を禁じ得ません。関係省庁には猛省を促したいと痛切に思います。
今回の事態につきましては、検証委員会が設けられ、十月に提出された報告書に伴って一定の対応策が提案されたと承知しています。今回このような事態に至った背景には、報告書の中で指摘されたようなこともあるかもしれませんが、中央省庁における障害者の就労についての認識がそもそも甘いのではないかというふうに感じています。
第一に、検証委員会のメンバーとして、当事者である障害をお持ちの方が誰一人参加していません。連絡会議においてヒアリングはなされていますが、検証委員会のメンバーとして当事者が関わっていただくことは必要だというふうに考えております。当事者が参画していない有識者委員会等は、このほかにもたくさんあります。利益誘導あるいは利益相反等に対する配慮かもしれませんが、行き過ぎた配慮は無意味な議論と無意味な結果をもたらしかねないというふうに考えています。
この点についてはまた別の機会にいろいろお伺いすることとしまして、本題に戻りますが、障害をお持ちの方々にその持てる能力を十分に発揮して存分に働いていただくためには、まずは個別の障害の内容を熟知すること、次にその障害の状況を踏まえて環境をその方に適合するようにしっかりとつくり上げること、この二つが不可欠であります。つきましては、厚労省にそうした点についての認識をお伺いしたいと思います。