篠部武嗣の発言 (総務委員会)
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○政府参考人(篠部武嗣君) ただいま御指摘の、平成二十九年三月五日に発生した長野県消防防災ヘリコプター墜落事故に係る調査報告書の概要についてお答え申し上げます。
報告書において、本件事故の原因については、同機が山地を飛行中、地上に接近しても回避操作が行われなかったため、樹木に衝突し墜落したものと推定されるとしております。回避操作が行われなかったことについては、疲労や時差の影響でマイクロスリープに陥るなど機長の覚醒水準が低下した状態となっていたことにより、危険な状況を認識できず、回避操作が行われなかった可能性が考えられるが、実際にそのような状態に陥っていたかどうかについては明らかにすることができなかったとしております。
一方で、本事故の飛行に影響があったかどうかについては明らかにすることができなかったが、機長は既往症及び手術歴があり、投薬治療中であったものと推定されるとしております。機長はこの事実について自己申告のないまま航空身体検査証明を受けていたと認められたことから、航空機乗組員に対し、航空身体検査証明の申請の際に自己申告を正しく行うこと等の指導を徹底するよう、運輸安全委員会より国土交通大臣に対して意見を述べております。
以上です。