森永耕造の発言 (内閣委員会)
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○政府参考人(森永耕造君) お答えいたします。
まず、定年を引き上げる理由でございます。
若年労働力人口の減少により、意欲と能力のある高齢者が活躍できる場をつくることが社会全体の重要な課題となる中で、複雑高度化する行政課題に的確に対応し、質の高い行政サービスを維持していくためには、公務におきましても六十歳を超える職員の能力及び経験を六十歳前と同様に本格的に活用することが不可欠となってございます。人事院としては、こうした状況を踏まえて検討した結果、定年を段階的に六十五歳に引き上げることが必要と考え、本年八月十日、意見の申出を行ったところでございます。
次に、その概要について申し上げます。
まず、組織活力を維持する観点から、当分の間、役職定年制を広く導入すること、次に、短時間勤務制の導入により六十歳を超える職員の多様な働き方を可能とすること、さらに、民間企業における高齢期雇用の実情を考慮し、当分の間、六十歳を超える職員の年間給与を六十歳前の七割水準に設定することなどの措置を講ずることといたしてございます。
また、六十歳前の職員を含め、能力、実績に基づく人事管理を徹底するなど、人事管理全体を見直していく必要もございます。あわせて、定年の引上げを円滑にできるよう、公務全体で取り組むべき施策についても言及してございます。
以上でございます。