岸宏の発言 (農林水産委員会)

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○参考人(岸宏君) 今の山田先生の御質問に対して、今回の水産政策の改革についての私の基本的考え方は、先ほども述べましたように、今、漁業の現状を、このままで本当に将来展望が開けるのか、今よりもっと良い漁業が、漁村が本当に構築できるのかといえば、私は、決して現状では難しい、そういうまず基本認識の中で、今回のこういう水産政策の改革、漁業の成長産業化、あるいは漁業者の所得増というものをしっかり捉えて我々自身がまず自己改革をするというのが今回の基本的なスタンスであります。この点につきまして、私は会長になった当時から、今のままでは良くならない、しっかり固定観念を捨てて、前向きでみんなが自分の進むべき道しるべをつくろうということで浜プランを作ってきたわけです。
 こういう中で今回の規制改革会議の問題提起があったわけでありますが、私は規制改革会議からは二回ヒアリングを受けました。私からは、国民の皆さんへの漁業者の役割である水産物の安定供給や国境の監視、それからまた、漁業者、漁協がこれまで果たしてきた多様な役割や具体的な取組、さらには、漁業権制度が漁場利用の秩序維持など沿岸漁業の基盤を担ってきた重要性について御説明もし、お話もしたわけであります。その後、六月に規制改革会議が取りまとめた水産政策の改革につきましては、漁業権制度の果たしている資源管理や漁業をめぐるトラブル回避の役割が認識され、今後とも漁業権制度は維持するということが明記されたわけであります。
 したがって、この考え方に基づいて今回の法律改正が行われておるというふうに承知しておるわけでありますが、先ほど山田先生もお話のあったとおり、これからやはり漁業者が良くなるためには、先ほど申し上げたとおり、実践するのは漁業者でありますから。国でもない、県でもない、市でもない、私どもがやはり自らがしっかりそういう認識を共有しながら前向きにこれからの漁業の将来展望を開いていく、それが今の私の考え方であり、お答えであります。

発言情報

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発言者: 岸宏

speaker_id: 20141

日付: 2018-12-06

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会