吉良よし子の発言 (文教科学委員会)

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○吉良よし子君 予算要求は是非しっかりしていただきたいんですけれども、評価と配分の在り方、バランスなどのお話がありました。ただ、この配分方法の見直しについては、国大協も、高等教育、科学技術又は学術研究全体の衰弱化、崩壊をもたらしかねないと厳しく批判もしているわけですし、この声を受けて予算編成にも臨むことを強く求めます。
 また、先日の日本経済新聞では、ノーベル生理学・医学賞を受賞される本庶特別教授のインタビューが掲載されていましたけれども、その中で、政府はイノベーションを起こそうと躍起ですねという問いに、政府が旗を振ってするものではない、政府がこれをしなさい、あれをしなさいと言うのは全くばかげている、政府は出口を強調し過ぎだ、イノベーションはあくまでも結果だと言っています。やはり、国、政府は、基盤となる経費こそきちんと確保して、あれこれ口を出さないということが大事だということも併せて申し上げたいと思います。
 そしてもう一点、研究開発力強化法には女性研究者への支援も書かれています。将来の女性研究者、女性医師の養成という点では、東京医科大学が長年にわたり入試に際し女性であることのみを理由にして不利な点数調整を行った、このことを私、看過できないわけです。
 東京医科大の行為は、もう重大な女性差別、人権侵害だと思うわけですが、文科省が他の医科大学、医学部も含め行った調査では、他の医学部でもそうした実態があったということも明らかになりました。十月の中間まとめではその大学名の公表は見送られて、これが本当問題だと思うんですけれども、これまで全国でどれだけの女性受験生が、その周囲が、この点数調整によって泣き、人生、生き方を変えさせられたのかという問題だと思うんです。
 来年春の大学入試が本格化する前に、こうした差別的な取扱いを行ってきた大学名、これを明らかにすることが文科省として最低限行うべきことだと思うのですが、大臣、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 119715104X00620181206_014

発言者: 吉良よし子

speaker_id: 31216

日付: 2018-12-06

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会