櫻井充の発言 (本会議)

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○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。
 私は、国民民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました横山信一法務委員会委員長の解任決議に対して、賛成の立場で討論を行わさせていただきます。
 この場に立たせていただいているのは会派を代表してですが、冒頭、申し訳ございませんが、私の個人の見解を申し上げることについてお許しをいただきたいと、そう思っています。
 今回の解任決議案に対して、私個人としては様々な思いがございます。しかし、党として方針が決定され、私も党人ですから、この場に立たさせていただいております。
 今回、我々は、この入管法に関して、我々は対案を出させていただきました。横山信一委員長を始め与野党皆さんの御理解をいただいて、趣旨説明、質疑をさせていただいたことに対して、改めて感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
 また、公明党の伊藤孝江議員、沖縄の風の糸数慶子議員、そして我が党の小林正夫議員から質問をいただきました。この点についても感謝を申し上げたいと、そう思います。そして、私の意見を本当に一生懸命聞いてくださって、この委員会運営に御尽力いただいた、特に与党の筆頭理事である福岡資麿議員にも御礼を申し上げたいと思っています。衆議院ではできなかった総理出席の質疑や、それから視察なども行うことができたことについて、改めて感謝を申し上げたいと思います。
 しかし、一方で、今回のこの国会の運営を通じて見て、本当に異様な国会だったと、そう思っています。
 我々法務委員会ではどうだったのかと申し上げれば、理事懇は職権で立てられたことが多かったと、そう思っています。例えば、給与法などは多くの会派が賛同しているわけです。その給与法の趣旨説明、質疑に入るのでさえ、なぜ職権で立てなければいけなかったんでしょうか。
 入管法も同じです。そして、昨日質疑が終局したとは我々は思っていませんが、その後の理事会に対しても職権で立てられました。また、今回の入管法の法案の質疑の時間は本当に短かったと、そう思っています。なぜならば、我々野党はこの法案に関しては重要広範議案であると考えていて、重要広範議案というのは最低でも二十日間議論する、これは与野党の合意であったはずです。暗黙の了解事項であったはずです。
 そういう点から考えてみれば、こういった議会運営を行ってきた横山委員長の責任はあるとは思っていますが、だけど、根本的な原因は、皆さん、どこにあるとお考えでしょうか。私は、これだけ国会の召集が遅くて、そしてしかも、この国会の会期中に総理は何回外遊に行かれたでしょうか。その日程に左右されてこういう国会の運営になってきてしまっている。ですから、私は、根本的な責任は政府にあると思っていて、政府には厳重に注意をさせていただきたいと、そう思っています。
 しかし、そうはいっても、誰かが責務を負わなければなりません。委員会の運営の責任者は、これは委員長です。ですから、そういう意味合いでいえば、この責務は横山信一委員長に負っていただかなければならないものだと、そう思っています。
 最後に、議場の皆さんに申し上げたいことがございます。特に与党の皆さんに聞いていただきたいことがございます。
 我々立法府は、憲法四十一条に定められているように、国権の最高機関なんです。言論の府なんです。しかし、最近の政治状況を見てきていると、我々は政府の下請機関ではないのかと、そう思わざるを得ないようなことが本当に繰り返し繰り返し行われています。
 与党は政府を支えていかなければいけない、この点については重々理解していますが、こんなことを繰り返していたら言論の府は死んでしまうと、そう思っています。どうか、与党の皆さん、こんな国会運営はこの国会を最後にしていただきたいと、そう思っています。是非、与野党を超えて、言論の府を取り戻し、そして良識の府である参議院を取り戻してほしい、そのことをお願い申し上げまして、私の賛成討論とさせていただきます。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)

発言情報

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発言者: 櫻井充

speaker_id: 7865

日付: 2018-12-07

院: 参議院

会議名: 本会議