長島昭久の発言 (安全保障委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○長島委員 ありがとうございます。
 私も、補助金の問題、あるいは不公正と言われる貿易慣行、こういったものはやはり改善をしていかなければいけないというふうに思います。
 私は、大体、米中協議というのは三層構造になっていると思っていまして、一つは赤字の削減、これは意外と数字の問題ですから簡単に決着がつくのかもしれませんが、もう一つはハイテク分野での覇権をめぐる争い、そして最後、これが一番厄介だと思いますが、今大臣も少しお触れになりましたが、中国の統治構造そのものにかかわるような問題です。
 ここまで行くのはなかなか至難のわざだろう、こう思っているんですが、きょうは、その中でもハイテク分野で最も焦点になっているいわゆる5G、次世代の移動通信規格、そのインフラ、あるいはその技術、あるいは、その上で展開をされていく革新的なアプリケーション、こういったところで米中の間で熾烈な競争が繰り広げられているということだと思うんです。
 5Gについてはもう皆さん御案内だと思いますけれども、現在の4Gに比べて通信速度が百倍、膨大な数の端末と同時に接続できる。あるいは超低遅延性。タイムラグが千分の一秒ということですから、ほとんどリアルタイム。そして、その結果、サイバー空間と我々が生活している現実空間が融合していく。
 この分野での競争優位というのが、これからの世界を制する、あるいは社会システムの競争力の源泉になっていく。自動運転、遠隔医療、あるいは精密農業、さまざまな意味でこの第四次産業革命のいわば神経系統だ。こういうふうに言えると思います。
 総務省の懇談会の報告書によりますと、日本国内における5Gがもたらす経済効果は約五十兆円、それから、イギリスの調査機関によれば、世界全体では十二兆ドルに上る、こう言われているわけです。
 そこで、これだけの経済効果がもちろんあるわけですけれども、もう一点は軍事的な課題であります。
 岩屋大臣に伺いたいんですけれども、5Gが我が国の軍事的な安全保障に与えるインパクト、どんなふうにお考えになっていますか。

発言情報

speech_id: 119803815X00520190328_185

発言者: 長島昭久

speaker_id: 29241

日付: 2019-03-28

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会