佐々木紀の発言 (外務委員会)

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○佐々木(紀)委員 ありがとうございます。
 最近、GAFAとかBATと言われるいわゆるデジタルプラットフォーマー、デジタル多国籍企業の台頭を念頭に、さまざまなことが話し合われるんだろうと思います。自由貿易の推進、データガバナンス、そしてデジタル課税ですね、そういった企業への課税のあり方、あるいは女性活躍、気候変動、そして地球規模課題への貢献、こんなようなことが話し合われるということでございます。
 海洋プラスチックごみの対策についても今触れていただきました。それで、私から申し上げたいのは、この海のごみというのも大事なんですけれども、今後、宇宙ごみ、スペースデブリについても問題になってくるというか、この機会にぜひ世界に発信して、問題提起してはどうかなというふうに思っています。
 御承知のとおり、今、ソサエティー五・〇ということで、宇宙利用が飛躍的にふえてきています。GPSとか通信、放送、観測、気象などの各種衛星、大体三千五百基ぐらい飛んでいるというふうに言われておりますけれども、宇宙利用は日常生活に不可欠な存在でございまして、安定的な宇宙利用の脅威となるのがこのスペースデブリというものであります。これは年々増加しておりまして、十センチ以上のデブリは約二万三千個を超えるとも言われています。JAXAの衛星に対してだけ見ても、毎日三百六十件のアラート、接近があって、年三回から五回、軌道変更して衝突回避オペレーションをとっているということであります。
 これは本当に、今後、衛星活用社会になっていくと、今、コンステレーションといって、数千基の衛星を打ち上げる計画もあるということでございますので、海洋プラスチック同様、このスペースデブリ、宇宙ごみについても大きな問題になってくるだろうというふうに思います。
 日本は、世界に先駆けて、このデブリ除去をする技術、人材、そういったものを、意思を有しています。世界に先駆けて、デブリ除去の実証実験を成功させようということで、今政府挙げて取り組んでいるところでもありますので、G20の場を活用して、このスペースデブリということについて国際的な認知度を上げていくというようなことも含めて、ぜひ発信していただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 119803968X00720190412_014

発言者: 佐々木紀

speaker_id: 25728

日付: 2019-04-12

院: 衆議院

会議名: 外務委員会