世耕弘成の発言 (経済産業委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○世耕国務大臣 今回、誘致活動の中で一つ大きなポイントになったのは、日本は何回もやっているじゃないか、それよりも初めての国に開催してもらって万博の裾野を広げるべきだ、これは、はっきり言って、ロシアとかアゼルバイジャンが主張しまして、ここが我々なかなかしんどかったところではあります。
 ただ、大阪・関西、しかも大阪・関西自身もう二回目ということになるわけでありますから、なぜ何回も開催している日本、しかも二回目になる大阪・関西が選ばれたかというと、やはり万博が大きな曲がり角に来ている。いわゆる展示物を見せて、お国自慢をして、さあどうだという万博ではなくて、やはりちょっと方向転換が必要な時期に来ていて、それがまさにSDGsで掲げられているような世界共通のいろいろな課題についてこれを解決をしていく、解決の議論をしていく、そういう場としての万博に一つの方向転換をしていくべきではないか、これを我々は主張して、受け入れられた。で、こういう方向転換のときには、やはり経験豊かな日本が担当して、しっかりと深掘りをする。
 これは、愛知万博のときもそうでした。二〇〇五年の愛知万博というのは万博のちょっと大きな方向転換の時期だったわけですけれども、今度改めて、二〇二五年大阪・関西万博、経験豊富な日本がやることによって、またSDGsの時代の万博を示していきたい。
 そんな中で、SDGsの中でも非常に関心が高いのは、やはり健康・医療分野であります。
 大阪・関西は、まさにライフサイエンスの集積地ですね。京都大学のiPS細胞、神戸の理研、そして大阪にも非常にレベルの高い医療機関が多数立地していますし、また製薬産業の集積地でもあるわけであります。
 そういう意味で、大阪・関西が、まさに、ライフサイエンスだけではなくて、SDGsは環境のこともあれば貧困の問題もあれば格差の問題もあればいろいろな問題があるわけですけれども、そういった中で、ライフサイエンスを中心にSDGsを議論するには非常にふさわしい場所だということを、大阪・関西をアピールをさせていただいて、その点をBIE加盟国に御理解をいただいて、支持をいただけたというふうに思っています。
 今後は、なるべく多くの参加者あるいは参加国とともにつくる万博にしていかなければなりませんので、例えばネットを使ったオンラインのプラットフォームをつくって、そこでいろいろな議論をしていくとか、いろいろな形でこの万博の考え方、意義というものを、日本国民、そして世界じゅうにしっかりと広めていきたいというふうに思っています。

発言情報

speech_id: 119804080X00420190320_005

発言者: 世耕弘成

speaker_id: 15381

日付: 2019-03-20

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会