栗原敏郎の発言 (経済産業委員会)
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○栗原参考人 私どもの業界というのは、先ほどお話ししましたように、小さい企業さんが多いということで、今までもやはり転廃業はかなり進んできています。
しかしながら、転廃業は進んできていますが、先ほどももうお話ししましたように、大分若返ってきているということで、二世から六世までの企業主さんが今約八割強いますので、ですから、かなり業界としてはやる気のあるところもあるんですが、ただ、そうはいっても、転廃業したいというようなところもやはりないわけではない。
ただ、そのときは、自分の方から、これは失敗例なんですが、失敗例と成功例があるんですが、失敗例が、自分の方からお客さんの方にいついつでやめたいということでお話ししましたら、メッキの業界というのは、これは新規参入できないんですよ。ですから、買い手が入るんです。買い手が入りまして、要は、金額を言って申しわけないんですが、一億で買いたいとか一億数千万で買いたいという企業さんが三者ほど出たんですが、売りたいという方が三億じゃなきゃ売らないという。そのうちにやめるという日が来ちゃいまして、そうしたら仕事がなくなっちゃいまして。ということは、お客さんがみんな散っちゃったんですね。ですから、それはまずいやり方だと。
もう一カ所は、やはり、銀行さんなんかから裏でずっと来て、こういう仕事をやって、メッキをやっています、これだけの規模でというようなことで、いろんなお話が裏で入ってきます。そうすると、やはり高く売れるというようなこともございます。そうすると、事業継承、もう他の会社でもってうまくいくということで。
ですから、我々の業界というのは、やめるのも大変なんですが、ただ、ほかに新規でできないという業界でございますので、そういう面では、ある面ではイニシアチブがとれるのかなという感じがいたします。
それと、今、税制で、株の譲渡で、十年間にわたって、後継者に無税で渡せるという話が出ていますので、我々も近いうちに制度を活用したいなというふうに思っております。
以上でございます。