山崎誠の発言 (経済産業委員会)
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○山崎委員 私、簡単だと言ったらちょっと語弊があるのかもしれないので訂正しますけれども、それなりに投資も必要です。ただ、技術的に、社会的に可能だという話だと思うんです。
それは未来に対する投資なので、きちっと新しい仕組みをつくっていって、例えば再エネが安く導入ができる、地域地域で発電をして、地域で経済が回る。再エネをベースにした新しい社会のあり方、経済のあり方を目指す起爆剤になる、インフラになるんだという意味で、それを早くやるべきだ。それができなくなっているのが、例えば原発のような中央集権的な大型の施設に依存する、そういう電力システムなんですよ。
それをどこで切りかえるか。早く切りかえないと、今お話ししたような、私たちは、やはり地域分散型、ネットワーク型で、そして電気を供給できる、地域で経済が回る、そういった仕組みに切りかわらないから言っているお話でございます。
CO2の話は、どうかなと思います。確かに、再エネは発電の変動があるものもあります。今それに蓄電池を組み合わせることで、例えば南のオーストラリアで大きな蓄電池が動き出した、そんなお話も聞きました。非常に今、そういう意味だと、太陽光や風力、それをうまく組み合わせることで安定的な電源になりつつあるんです。
なので、必ずしも、だから、再生可能エネルギーがうまく動かないから火力発電所をたき増ししなきゃいけない、その辺も分析はさせていただきますけれども、この比較を私は精緻にしていくことで、原発ゼロのメリットというのはもっと打ち出せるというふうに思っている次第です。
まず、そこを御説明をさせていただきました。
それでは次、中小企業の強靱化法についてお話をしたいと思います。
前回の委員会、元経済産業省の古賀茂明さんが参考人として意見を言われていました。要するに、経済政策が体系的になっていない、新しい施策を予算獲得のために小出しにしている、毎年毎年、予算獲得のためにそういう施策が並んでいるんじゃないかという御指摘があって、私もどうかと思っていろいろ調べてみました。
三十一年度の当初予算で、中小企業、小規模事業者関係があって、三十年のものもあって、五年間、一応取り寄せて見せていただきました。
古賀さんの指摘のとおりだと私は思いました。非常にそれぞれの施策がわかりにくいです。どういう展開で、何をやりたいのか、それじゃ、その効果はどういうふうにつながっているのかというのをここから読み解くことはほぼ私はできないというふうに思いました。
これだけ見ていても何ともわからないので、じゃ、ちょっと資料一、文字が小さくなりましたけれども、生産性向上と研究開発支援だけ抜き出して、こんな項目がそれぞれに当たるんだよということで抜き出してみました。
生産性革命、資料の上ですね、平成二十七年の当初、それから平成二十六年の補正で上がっているものが、例えば、ものづくり・商業・サービス革新事業というのが補正で一千二十・四億円、それから小規模事業者支援パッケージ事業で二百五十二・二億円、これも補正予算。下に、研究開発支援で、革新的ものづくり産業創出連携促進事業で百二十八・七億円、これは新規ということで、これは二十七年です。それで、横に行くと、二十八年、二十九年、三十年、三十一年でずっと並ぶんですが。
一つは、幾つか問題はあると思うんですけれども、事業の名前が年度ごとにころころころころ変わります。見ていただくとわかると思うんですけれども、ものづくり・商業・サービス革新事業だったものが、ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金になったり、平成三十一年には中小企業生産性革命推進事業になったりと、名前がころころ変わります。
それから、大項目も全部違うんですよ。毎年、大項目も変わります。中小企業、小規模事業のイノベーション推進だったものが中小企業の生産性向上支援になって、ずっとなるという話。
それから、大所の予算ですね。中小企業支援の大所の予算が補正予算なんですよね。補正予算というのは、財政法二十九条を読むまでもありませんけれども、緊要性があってという話だと思います。この中小企業支援も、その場その場で、GNPの統計だとかいろいろな産業統計を見ながら調整をしているのでというお話はわかるんですけれども、例えば、この生産性革命に関しては、平成二十九年の新経済政策パッケージで、二〇二〇年までの三年間で、集中期間でやるという話ですよね。であれば、これは、予算をやはり本予算に立てて、きちっと体系的に腰を据えてある意味やっていかなきゃいけないんじゃないかというふうに思います。
例えば、一の資料の右につけましたけれども、要するに、生産性の推移を見ると、変わっていない、非常に苦しいまま動きがない。そういう状況を何とかしなきゃいけないという中で、この予算立て、この事業の組立てというのはどうなんだろうと思うんです。
今の私の質問というか意見、どうお考えですか。