松平浩一の発言 (経済産業委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○松平委員 推薦と外部委員で審査ということのようです。
セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズという会社があります。これは衣服の全自動折り畳みロボットで有名になった会社です。ロボットの名前、ランドロイドといいます。これはランドリーという英語にかけたんだと思います。去年の五月には、サンフランシスコで開催されたスタートアップワールドカップ、そちらに日本代表として参加して、話題となりました。洗濯のために失われている時間を取り戻すというこの会社の社長の言葉は、非常に印象的でした。
それが、先月、四月の二十三日に破産開始決定がなされてしまいました。子会社合わせて負債総額三十一億八千万円と、結構大きいです。去年の六月にJ―Startupの認定を受けています。その半年後に、二〇一八年九月に十億の出資を受けています。
去年の九月に十億の出資を受けて半年で倒産という期間の短さも若干気になるところではあるんですが、思うのは、経産省から選ばれたというのが、十億の出資に一種の信用になったという側面があるんじゃないのかな、実際聞いたわけじゃないのでわからないんですけれども。もちろん、この会社に限らずそうだと思います。出資する際、若しくは融資を受ける際に、経済産業省に認定されたというのが信用になっているという側面は十分にあると思います。
このセブン・ドリーマーズに関してこういう話があります。社長がある対談記事でおっしゃっていたんです。
資金調達のためにシリコンバレーのVCを数社訪問しました。この会社、いびきの矯正器具でナステントという製品、それからゴルフシャフト、それから今話しました服の自動折り畳み機のランドロイドを販売している、三事業をされているんですけれども、いびきの医療機器のナステントだけが何か評判がよかったらしいんですね。それで、ランドロイドの衣服の折り畳みロボットの話をすると、どのVCも顔を曇らせて、鼻の医療機器のナステント以外の事業を売り払ったらもう一度来いと言われてしまったらしいんです。
それで、社長が理由を聞いたら、こういう理由でした。ハードウエア系のスタートアップは一%成功するかしないかの世界だ、厳しい世界だ、一つに専念するならまだしも、全く新しい製品を三つ同時に開発するなんてあり得ないと言われたと。それで結局、アメリカで資金調達できなかったらしいんです。今回、結果的にこういったアメリカのVCの方々が正しかったことになりますけれども。
もちろん、挑戦して失敗することというのはあり得ると思います。ですので、施策自体に私も反対しているわけじゃないんですが、ただ、国の信用を与える、そういったものであるので、ちょっと心配になっているんです。
私も、日本も、どんどん挑戦して、潰れて、また新しいことに挑戦してもらえるという社会になったらいいと思います。ただ、経産省がお墨つきを与えた会社が倒産ばかりというのもまずいと思います。スタートアップが盛んな米国でもスタートアップの成功は七%ぐらいというふうに言われています。ですので、ちょっと、その辺の懸念について大臣から御所見をお伺いできればと思います。