足立康史の発言 (経済産業委員会)

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○足立委員 だから、大臣を始めとする経済産業省の皆様に、総務省がいかにばかかということを見ていただく回なんです、きょうは。あ、与党の委員の皆様にもね。
 総務省、何にもしていない。NHKも何もしていない。真面目に払っている人がかわいそうじゃないですか。だって、その分、真面目に払っている人にしわ寄せが行っているんじゃないですか。なぜ、払ってもらおうともしない。払ってもらおうという法律を執行しようとも、エンフォースメントしようともしていない。それから、今どうなっているかも、NHKも知らない、総務省も知らない。大丈夫ですか、これ。
 カーナビだけ見てもこれは大変な、ひどい惨状でありますが、私がおとつい総務委員会で議論をしたのはスマホです。
 東京大学の宍戸先生とか中村伊知哉先生とかとも議論をしました。結局、大臣、これはもう質問しませんが、西山局長にもぜひ御理解をいただきたいんですが、とにかく、放送波を受信できるワンセグ携帯は受信契約の対象なんです。でも、していない人は多いですよ。だって、知らないもん、そんなこと、普通の人は。ところが、違法なんです、それは。
 おとつい衆議院の委員会で可決された放送法は、ネット同時配信ということをやるんですが、これを、先ほどあったように、もう地上波なんか要らないんですよ。地上波は、もっと次のサービス、次の時代のイノベーションに開放したらいいんですよ、本当は。
 地上波というのはすばらしい電波なんです。すばらしい電波を、そんな、ネットでもいい民放とかに牛耳らせて、またNHKも何チャンネルも持って。もう地上波を持ってやっている必要はないんです。全部返上して経済産業省に譲ってあげたらいいんですよ。もう電波も所管したらいいんですよ、経産省が。ばか総務省にやらすんじゃなくて。だって、国の成長をこれから図っていくときに、この分野は大事ですよ。総務省に籠城させておく場合ではありません。
 スマホは、だから、私が、それで言っているんですよ。では、スマホで、ネットでNHKが見られるときになったらどうしたらいい。今は、要は、NHKを見ていなくてもテレビが家に置いてあるだけで契約義務があるんです。
 では、スマホは、NHKを見ないのに、スマホを持っているだけでNHKにばかばかばかばかお金を払わなあかんかというと、そんなことはあり得ないよねということを、総務大臣、石田大臣、総務省の山田局長、NHKに聞くと、何と言うか。いや、そのテーマは中長期的課題だと言うんですよ。もうみんなスマホでネットを見ているのに、それをどうするかは中長期的課題なんです。日本はもう終わっていますよ、そのころには。
 そうじゃなくて、もうネットで何でも見られる時代なんだから。だって、地震が起こったって、災害が来たって、僕らはスマホで見ていますよ。あれはNHKがそのときだけ流して、それは今試験的にやってくれているだけなんだけれども、それを法律でやるんだけれども、これからIDとパスワードがないとそれを見られないというんですよ、NHKのその仕組みを維持するために。NHKを守るために国民の厚生を下げているわけです。技術的には全く可能なサービスを日本国民は享受できていないんですよ。
 では、それをどうやって、いつ検討するんだと言ったら、いや、中長期的課題ですと。梶山筆頭、これ、問題でしょう。あっ、梶山筆頭に言っちゃいけないですね。
 それで、おとついの総務委員会でもうさんざんこの議論はしましたが、東京大学の宍戸先生は、スマホにアプリを入れて、NHKアプリを入れて、そのアプリを入れた人だけNHKの受信契約をしたことにして、それでNHKの受信料を払ったらどうかということを言われていました。僕、それはすばらしいと思いますよ。
 でも、そんな高いアプリを入れる人はいないですよ、今のNHKの受信料。今のNHKの受信料というのはちょっと僕もよく知らないけれども、とにかくばか高いんです。そんな何千円も何万円も払うようなアプリを誰が入れますか。ねえ、与党の皆さん。
 だから、大変深刻な事態がもう既に、今、日本社会にあるんだということを世耕大臣始め皆様には御理解をいただきたいと思います。
 それから、著作権法もそうです。
 私が現役のころは、メーカーを背中に背負っている経済産業省と、権利者団体を背中に背負っている文化庁と、それから放送局を背負っている総務省がトライアングルのように牽制し合いながら、また競い合いながら、次のサービスのあり方を議論してきて、私も役人時代に、総務省の審議会にオブザーバーとして参加したことさえあります。
 著作権法だって、文化庁に任せておいたらだめです。ドイツは、経済省が、パテントというか、特許庁だけじゃなくて、著作権法も経済省の所管ですよ。だから、もう経済産業省が総務省をのみ込んで、デジタル省というのをつくって、文化庁の著作権法なんて、もう特許庁が一緒に見たらいいんですよ。
 西山局長、そういう再編をやりませんか、一緒に。

発言情報

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発言者: 足立康史

speaker_id: 733

日付: 2019-05-17

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会