中野洋昌の発言 (国土交通委員会)
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○中野委員 公明党の中野洋昌でございます。
提出されましたアイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律案につきまして、公明党を代表いたしまして、通告に従い質問をさせていただきます。
昨日委員長の方からも報告がありましたとおり、本法律案の審議に先立ちまして国土交通委員会で視察に行かせていただき、私もその意見交換というのに参加をさせていただきましたので、その議論も踏まえながら質問をさせていただきたいと思うんです。
実際に現地を視察に行かせていただき、また、さまざまな関係者の方とも意見交換をさせていただき、やはりアイヌの方々、今までアイヌの方々が置かれてきたさまざまな歴史的な背景、そしてまた、こうした政策に関して本当にいろいろな御意見、そうしたさまざまな御意見がある中で、今回この法律案ということで一つの政策ということで形づくられた、この関係者の皆様の御努力というものにまずは心からの敬意を表したいというふうに思います。
今まで、アイヌの方々をめぐるさまざまな政策というか支援というか、長い歴史がございます。生活的なところの支援というのも行われてまいりましたし、また、アイヌ文化振興法もつくり、そして文化振興というものも今まで行われてきた、こういう歴史がございます。そうした、生活の水準、一定程度向上している、こういうふうな結果というものもまた拝見させていただきましたけれども、まだまだこうした取組が不十分なんだ、こういう指摘もあるところでもございます。
また、国際社会においても、そして我が国の国内においても、先住民族をめぐるさまざまな議論も進んでまいりました。しかし、現状においては、アイヌということで自分が差別、あるいはそういう偏見があるんじゃないか、こういう御意見もまだ多々あるところでございますし、やはり、こうした現状を変えていくためには、アイヌの歴史あるいは文化に対して国民の理解というものをもっと進めていかないといけない、共生を進めていくための取組をしていかないといけない、こういういろいろな御意見もあるというふうに理解をしております。
そこで、まず冒頭でございますけれども、アイヌ政策の担当の大臣でもございます石井大臣に、今までのアイヌの方々に関する政策への評価、そして本法律案の意義について、冒頭お伺いをしたいというふうに思います。