米村敏朗の発言 (情報監視審査会)

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○米村参考人 何を秘密にしてはいけないのか、あるいは、一旦秘密にしても、それをいつまで続けるのかというのとパラレルな問題だろう、こう思います。それは、結論から言うと、やはり国民が知るべき情報はいつまでも秘密にしてはいけないということだろう、こう思います。
 若干エピソードの話で、山本善雄さんという方がおられる。この方は旧帝国海軍の最後の軍務局長です。彼が軍務局長になったのは、これは五百旗頭先生は御承知だと思いますが、ミズーリ号で調印式が行われる前日です。彼自身は、実は、海軍の解体のために軍務局長になった。一旦彼は公職追放を受けましたが、その後、吉田茂首相によって、海上自衛隊の前身であります海上警備隊、この建設準備委員会の責任者になりました。その際、彼はアメリカとさまざまな交渉をしたと話しています。彼は、亡くなったときに、実は文書が残っていました。極秘の文書が随分残っている。奥様に言い残したのが、この文書は実は吉田さんからは廃棄しろと言われたんだけれども、これは必ず国民が知ってもらうべきだということで残したものです。現在、その文書がどこにあるか。国立公文書館にあるのか、あるいは防衛省の史料室にあるのかわかりませんが、いずれにしても、これはもう公開されています。
 つまり、国民がこれは知るべきだという情報というものを、これは秘密にすべきではないし、あるいは、秘密にしたとしても、一定のタイミングで明らかにすべきだというのが一つの鉄則、考え方ではないか。その点についても、審査会としては重大な関心を持っていただく、大いなる関心を持っていただくことが、ひいては信頼をつくるものではないかというふうに思います。
 以上です。

発言情報

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発言者: 米村敏朗

speaker_id: 16754

日付: 2019-05-20

院: 衆議院

会議名: 情報監視審査会