片山さつきの発言 (地方創生に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○片山国務大臣 御指摘のように、二〇一四年に地方創生の取組をスタートさせて以来、まず人口減少克服、東京一極集中の是正といった大きな目標に向けて、多岐にわたる政策を推進してまいりまして、意欲と熱意のある地方公共団体に対しまして、情報の支援、人材の支援、財政の支援、これを地方創生版三本の矢と呼んでいるんですが、これで支援してまいりまして、その結果、ある程度見える形となってきたものとしては、全ての都道府県で有効求人倍率が一を超えるなど、地方にもしっかりと働く場所が生まれてきた、雇用情勢が全般的に改善したということ。
それから、中堅・中小企業に即戦力の人材をマッチングするプロフェッショナル人材事業についても、これは二〇一五年に制度創設したんですが、これまでに五千件を超える成約が実現されました。御地元の群馬県におきましても、ことしの一月末現在で九十八件ということでございます。
そして、外国人の観光客は昨年三千万人の大台に乗りまして、訪日外国人旅行消費額も過去最高の四・五兆円、いわば一つの産業が地域に生まれたということでございまして、群馬におきましても、二〇一一年と比べると六倍の二十八万人が宿泊客として訪れていらっしゃいます。
さらに、農林水産物の輸出が六年連続で過去最高となり、現在は九千六十八億円まで来ております。
また、これらの支援をしてまいりましたツールの一つとしての地方創生の関係交付金につきましては、例えば、御地元の群馬県では、二〇一五年度から二〇一八年度までの間に百二十九件の案件が創出されておりまして、もともと絹織物があった地域、うちは太田、伊勢崎にも親族がいるものですから、地場産品のブランド力の強化、海外販路拡大といった農業と商工業の産業拠点形成の案件ですとか、あるいはイチゴなど地方の農産物についての販路開拓の取組、それから物流強化、これは太田市で手を挙げられている農業を強化する交付金制度でございますが、こういった大変優良な事例も生まれてきてはおります。
こういったことがある反面、東京圏が景気がいい、それからオリパラのこともあるということがあってのことかもしれませんが、十三・六万人の転入超過数ということで、一極集中の傾向は続いて、残念ながら、二〇二〇年の均衡目標の達成というのは非常に厳しいということは認めざるを得ないと思います。
現在、次のステージに向けて、やはり今までの形の延長だけではこの結果が出つつあるわけですから、次元を超えた総合戦略にするべく取組を強化しようと検討しているところでございますので、委員の御指摘もしっかり踏まえて、あらゆる施策を動員してまいりたいと考えております。