森田俊和の発言 (内閣委員会)
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○森田委員 大臣からお話しいただいたわけでございますけれども、これは別に政府がやればいいというだけの問題ではなくて、私たちが、社会にかかわる大人たちがみんなで考えていき、また自分のできることを若い世代に伝えていくということがとても大事なことだと思っておりますので、私も自分でもそういうことをやっていきたいなと思っております。
私、地元で保育園の園長先生とか主任の先生の勉強会が定期的に、親心を育む会という名前で勉強会をやっておりまして、そこに出られるときには参加をさせていただいているんですけれども、そこのアドバイザーで入っている、埼玉県で教育委員長をされた松居和さんという方がおいででいらっしゃいますけれども、そういう先生も含めていろいろなお話をしているんですけれども、非常に今、保育の現場が悲鳴を上げているというお話がございます。
この前も、人手が足りない、例えば時間を一日の中でも細切れの人員配置になってしまっているなんていうお話もさせていただいたんですけれども、例えば、保育園でこう先生が言う保育園がある。何を言うかというと、だっこしないでください、うちで。何でだっこしないでくださいと言うかというと、だっこ癖がついちゃうと、保育園に来て、そこまで職員がだっこする手間が割けないので、抱き癖をつけないでください、だっこしないでくださいというふうに保育士が保護者に指導するというかお願いするという。こういうことが出てきちゃうともう保育じゃなくなっちゃう、そういう悲鳴が出てきております。
これは私が言っていることじゃなくて、先生の中のある方が言ったんですけれども、やはり、ゼロ、一、二歳というのは、非常に愛着だったり信頼をつくる大事な時期なんだと。この対比する例で出されたのが、動物愛護法の中で、生後五十六日未満の犬猫を親元から離してはいけないという規定が入っているんですね。そんなことを動物に入れるぐらいだったら、まず人間にこれをやりなさいというふうに私は怒られました。なるほどと。
確かに、獣医さんにそのときに聞き取りをした調査なんかもあわせて見たんですけれども、七百六十人ぐらいの獣医さんから聞くと、では、何で親元から離しちゃいけないんですかといったら、例えば、移動のストレスで病気になりやすかったりだとか、あるいは、体力的だとか免疫的に弱いのでこれも病気になりやすいとか、あとはやはり精神的なもの、警戒だとか恐怖だとか依存心だとか、こういったところが、例えばそれが攻撃性が強くなってしまったりということで、早く親元を離すと、成犬とか大人の猫になってからもそういった精神的に不安定な部分ができてしまうので、なるべく、なるべくじゃないですね、もうそれは法で入ったわけですから、五十六日間は親元にいさせてください、こういう規定が入ったというんですね。
ですから、私たちも、進化論を信じるなら、動物として進化を重ねてきた中でやっているわけですから、本能的にそういう部分というのはやはりあるだろうという想定でいきますと、やはり、特に発達の中で愛着だとか信頼感を醸成するというゼロ、一、二歳の部分というのは親元にいさせてあげるというのが、保育士さんたちもそういうことをお話しされている方が多いんですけれども、このあたりについての大臣のお考えをお聞かせいただければと思います。