高木啓の発言 (内閣委員会)
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○高木(啓)委員 この問題は、ですから一番幅広に考えて今の八百八十三人ということに、ちょっとグラフというか図面で示すと円のような形になって、その中に包含をされていく。全体としては、ですから八百八十三人ということをまず確認させていただきたいと思います。
認定ということについてなんですが、その認定については、この回答書にも書いてあるんですけれども、北朝鮮に反論する材料を与えることがないように慎重に対応しているということを政府はおっしゃっているわけであります。しかしながら、私自身、一国民として、政府や捜査機関が国内外からの情報収集あるいは捜査、調査を一生懸命頑張っていらっしゃるというふうに思っているんですが、しかし、先ほど申し上げたように、平成十八年以来、拉致認定というのは一人も行われていないわけですから、ある意味で結果が出ていないと言っても、これはもう言われても仕方がないと思うわけであります。
しっかり証拠固めをするということは前提であると思いますし、さらに、反論をされないようにするのは当然のことだというふうに思うんですが、この問題の進展が見られないというふうな印象を与えてしまう、それは国民に対しても、あるいは北朝鮮に対しても、そういう印象を与えてしまうということが私は一番いけないことだと思っております。
日本人拉致というのは、北朝鮮によって一方的に行われた許されざる国家犯罪なんですよ。ですから、こういう認識のもとで、この十二年間、政府が新たな拉致被害者を一人も認定できていないというこの事実に対して、私は、国民に対してもしっかりと丁寧に、この事実と、なぜそうなんだということの理由を、この際ぜひ説明をしていただきたいと思うんですが、政府の見解をお伺いします。