今枝宗一郎の発言 (農林水産委員会)
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○今枝委員 ありがとうございます。
経営上の努力でコスト増を吸収せよということでありますが、私はこれはちょっといかがなものかなというふうに思います。
中長期的に、原油価格は継続的に高騰をしていくということが言われております。日本を代表するエネルギー分析調査機関の日本エネルギー経済研究所は、二〇四〇年には一バレル百二十五ドルになると予測していますし、世界のいろいろな調査機関ですとかアメリカの非常に詳しい調査機関もやはり、非常に高騰していく、しかも継続的に上がっていくというふうに言われております。おおよそ今の倍の水準になるということであります。
一方、価格転嫁をしろと言われても、農家自身に価格決定力があるわけでもなく、特に農業は土地の制約、気候リスクにさらされておりますし、さらに、施設園芸は初期コストが非常に高いということもあります。
このような状況から、生産性ですとかまた価格を毎年、中長期的に上昇させていく、それによって、経営上の努力で吸収をしていく、こういったことは非常に難しいのではないかな、これが特性ではないかなというふうに思っておりますので、基準価格の緩和が必要だと考えられますけれども、今後に向けて、少なくとも議論はしていくべきじゃないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。