菊田真紀子の発言 (文部科学委員会)
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○菊田委員 私は、文科省は抜け道を認めている、そして明らかに法の不備を放置しているということを厳しく指摘したいと思います。
修学支援法について質問いたします。
この間の法案質疑を通して、懸念が二つあります。一点目は、高等教育の漸進的無償化の今後の道筋が非常に不明瞭なことです。そして二点目は、現在の授業料減免制度が縮小あるいは後退するのではないかという危惧です。
柴山大臣は、今回の授業料減免制度の創設や給付型奨学金の拡充も高等教育の漸進的無償化の一環として進めているというふうに答弁はされていますが、他方で、これから先、具体的に、いつ、どういうスケジュールと予算で無償化を進めていくのかという点については全く答えておりません。ほかの委員との質疑を聞いても、大臣の答弁は終始曖昧でした。給付型奨学金、授業料減免の中間所得層へのさらなる拡大については、無利子奨学金の充実を進めてきたなど、これまでの実績は述べられるんですけれども、終始極めて慎重な答弁でした。さらに、高過ぎる授業料の値下げについても、各大学が決めることというふうにそっけない答弁に終始をしています。有利子奨学金を無利子奨学金に変えていくことについても否定的で、遅延利息の三%への引下げぐらいしか前向きに検討できないというような答弁でした。
改めて、今後の漸進的無償化の方策について柴山大臣のお考えをお聞かせください。