重徳和彦の発言 (本会議)

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○重徳和彦君 社会保障を立て直す国民会議の重徳和彦です。
 政府提出の女性活躍推進法改正案に対する野党四会派の対案への賛成討論をいたします。(拍手)
 野党案は、この社会の深刻な課題に正面から向き合い、就職活動中の学生やフリーランス等の個人事業者をもセクハラから守り、取引先や顧客もパワハラ規制の対象とするなど、政府案よりも格段にすぐれたものと評価しており、賛成いたします。
 パワーハラスメント対策は、働き方改革の本丸であり、パワハラ対策を通じ、ハラスメントそのものの根絶だけでなく、我が国の働き過ぎの職場慣行を是正し、長時間労働の縮減や有給休暇の取得などの職場風土の改善につながるものと期待しています。
 なお、厚生労働委員会の審議では、女性の活躍を阻む要因として介護離職の問題が取り上げられ、介護の受皿となる施設整備が進まず、介護休業の取得率も低下する現状が問題視されました。介護離職ゼロを掲げる政府の現状認識と解決への姿勢がまだまだ不足していることを指摘しておきます。
 さて、本日は平成最後の本会議です。
 私は、国会のあり方を議論する超党派の「平成のうちに」衆議院改革実現会議のワーキングチームの末席に参画させていただきましたが、お世辞にも十分な成果が得られたとは言えません。
 国民が期待する国会とは、党首討論をゴールデンタイムのテレビで見て現内閣と政権交代後の未来の内閣の違いを吟味でき、予算委員会では大切な税金の使い道を厳しく審議し、政府の不祥事があれば、真相解明のための委員会で参考人を次々呼んでがんがん追及してうみを出し切る、スピード感と迫力のある言論の府ではないでしょうか。
 実現会議では、一遍にそこまでたどり着けずとも、第一歩となる改革案を実現するための提言を出しましたが、その道のりすら果てしなく遠いものでした。
 議院運営委員会の皆様の御理解をいただき、ペーパーレス化の一部の実現などのめどは立ちましたが、妊娠、出産で出席できない女性議員が遠隔で投票する仕組みの導入は見送られました。本日の本会議にも、出席できない産休中の女性議員が現におられます。昨年、政治分野における女性参画の推進を立法した当の国会が女性議員の議決権の重みを受けとめずして、誰が受けとめるのでしょうか。
 この壇上に設置された、残り時間を示す高性能なデジタル時計が目に見える最大の改革の成果だと言わざるを得ないこの国会の現状を、私は地元で自虐的に国会恥ずかし話と紹介しております。
 しかし、それは平成の時代までの話であります。令和の時代には、各党各会派の幹部、中堅、若手の皆さんが一致して国会改革に取り組み、令和の国会はちょっと違うねと言われるようになるでしょう。
 私の夢を申し上げて、平成最後の討論を終わります。
 ありがとうございました。(拍手)

発言情報

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発言者: 重徳和彦

speaker_id: 12153

日付: 2019-04-25

院: 衆議院

会議名: 本会議