萩生田光一の発言 (本会議)
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○萩生田光一君(続) 参議院への問責決議が筋だという意味不明の説明をしていたかと思うと、やっぱり不信任だと意気込み、そして、解散の大義になると聞けば尻込み。
各党の思惑がばらばら、ぶれぶれの末、会期末だからやっぱり出しておこうという程度のもので、政権交代の決意も、日本をリードしていく覚悟も、みじんも感じられない、慣例行事、年中行事としか言えません。
昨日の参議院本会議で、我が党の三原議員も指摘しましたが、野党諸君のやり方に国民の皆さんは本当にうんざりしているのであります。
さて、いよいよ三日後には、我が国で行われる首脳会談としては史上最大規模であるG20大阪サミットが開催されます。G20各国に加え、招待国の首脳や国際機関の代表も参加される中、米中貿易摩擦や地球環境問題等、世界の課題解決に向けて日本外交の真価がまさに問われています。
安倍総理の外交手腕は、例を挙げれば枚挙にいとまがございません。
米国が離脱を表明した後のTPPを立て直し、十一カ国による交渉をまとめ上げたリーダーシップは、まさに世界から称賛をされています。
日米貿易交渉でも、交渉に入る前の昨年九月に共同声明を発出し、農林水産品については、過去の経済連携協定で約束したものが最大限であるとの結論を交渉入りの前に既にかち取っています。
自由で開かれたインド太平洋というビジョンは、今や、米国のトランプ大統領を始め、多くの首脳たちが引用するようになりました。これだけ世界を動かした総理大臣が、かつていたでしょうか、皆さん。
今回のG20においても、自由で公正な貿易体制の強化、世界経済の持続的な成長、あるいは国際社会の結束とルールづくりに向けて、リーダーシップを力強く発揮していただき、世界の中心で光り輝く日本外交を展開していただきたいと思います。
今後、我が国では、九月のラグビーワールドカップ、来年の東京オリンピック・パラリンピック、二〇二五年の大阪万博等、多くの国際的なイベントが控えていることは皆さん御承知のことだと思います。
十月の即位礼正殿の儀では、国家の威信をかけ、一つ一つの行事をつつがなくとり行わなければなりません。
さすがに野党の皆さんも、新しい時代における我が国の外交がどれだけ重要であるか、御理解いただけると思います。
だとすれば、ただ内にこもって政局をいたずらにもてあそぶのではなく、もっと広い視野に立ち、国際社会での日本の役割や地位向上を少しぐらいは考えてみたらいかがでしょうか。
安倍内閣、自民党は、あの悪夢のような時代から日本を取り戻す、そのために、七年間にわたり、次の時代に誇りと希望をもたらす政治を前に進めてまいりました。
国民総所得は過去最高の五百七十三・四兆円となり、リーマン・ショック後に失われた五十兆円を取り戻すところまで引き上げています。若者の就職内定率は過去最高水準となり、有効求人倍率は全ての都道府県で一倍を超え、この六年間で三百八十万人以上もの雇用がふえています。その結果、年金の支え手もふえ、年金積立金も安倍内閣で四十四兆円の運用益が出ており、将来の生活設計の基本となる年金制度は、より安定性を増しています。
まさに強い経済で雇用と所得を増大し、日本全体に明るさを取り戻してきたのが安倍内閣であります。
さらに、政府・与党は、喫緊の課題である防災・減災、国土強靱化のための緊急対策も、今後三年間で集中的に進めていくことは言うまでもありません。
人生百年時代を見据えた全世代型社会保障改革も、国民の皆様とともに前へ進め、未来への責任を果たしていくことが私たちの使命であります。
翻って、野党の諸君はどうでしょうか。かつて政権を担当した経験があるにもかかわらず、いまだに否定や批判を繰り返すばかりであり、その態度からは何の反省も進歩も感じられません。あの悪夢のような時代と今の時代を冷静に比べ、安倍内閣のよいところは素直に受け入れ、仮に足らざるところがあるとすれば、建設的な議論で政府・与党をリードするくらいのやる気や知恵を見せていただけないでしょうか。そのような誠実で真摯な姿勢こそ、国民の皆さんが求めていることではないかと思います。
口を開けば予算委員会と壊れたレコードのように繰り返しますが、安倍総理は、昨年一年間で国会に二百七十時間以上出席し、予算委員会だけでも合計で百九十時間出席し、野党の皆さんの質問に対して、一つ一つ丁寧に、真摯に説明をし続けています。
イギリスの首相は年四十時間、ドイツやカナダの首相は三十時間余りの出席ということを考えると、安倍総理が逃げ回っているとか民主主義の危機だというあなた方の指摘は全く的外れであり、そういう言いがかりにも似た根拠のない主張を何度も繰り返すことがかえって国民の信頼を失っているということを、いいかげんおわかりにならないのでしょうか。
憲法審査会では、現場の皆さんには大変な御苦労をおかけしていると思いますが、昨年の秋の臨時国会と今国会を合わせても二時間余りの審議しか行われていない状況は大変残念であります。(発言する者あり)