佐藤茂樹の発言 (予算委員会)

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○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。
 きょうは、予算委員会の集中審議の貴重な時間の中で質問の機会をいただきまして、大変にありがとうございます。
 予定していた質問の順番を少し変えまして、けさほどもニュースになっておりましたけれども、二月の二十七、二十八と、第二回目の米朝首脳会談がベトナムのハノイで行われるわけでございます。けさの報道では、米韓の首脳が電話会談を行ったと。先ほど安倍総理は、きょうにでもトランプ大統領と電話で会談をされる、そういうことを発表されました。
 そこで、私は、その際に、三つのことをトランプ大統領に、日本の主張としてきちっとすり合わせをしていただきたいなというようにお願いをしたいと思うわけであります。
 一つは、きのう、拉致問題のことで拉致被害者の家族会の皆様と面会をされました。もう御家族の皆さんも大変高齢になっておられます。ですから、一回目の米朝首脳会談のときにも、安倍総理が言われたことをトランプ大統領が取り上げていただいたわけでございますが、二回目も、このチャンスを逃さずに、一刻の猶予も許さないんだ、そういう強い決意をトランプ大統領に伝えていただいて、この米朝首脳会談で拉致問題のことをしっかりと取り上げていただく、このことがまず一点目、何よりも大事だと思っております。
 二点目に、ぜひトランプ大統領に言っていただきたいのは、一回目のときに金正恩委員長は朝鮮半島の完全な非核化を共同声明で約束したにもかかわらず、肝心の北朝鮮の非核化というのは全く進んでおりません。国連安保理の最近の専門家パネルの報告書でも、北朝鮮の核・ミサイル開発は無傷で続いている、そういう報告もなされているという報道もございます。
 ですから、大事なことは、前回の共同声明で欠けておりました朝鮮半島の完全な非核化に向けて、いわゆるCVID、完全かつ検証可能で後戻りのできない形での非核化を行うことが重要だということを、ぜひ再度、トランプ大統領にきちっと日本の主張として伝えていただきたい。このすり合わせをぜひお願いしたい。
 三点目に、前回、余りこの問題がどこまで話し合われたのかも共同声明を見る限り明らかではないんですが、ミサイルの問題です。
 今回、さまざまな論調を見ておりますと、トランプ大統領というのは極めて取引を上手にされるということもありまして、結果として、アメリカ大陸まで届く大陸間弾道ミサイル、ICBMの廃棄のみが合意されて、日本を射程におさめるノドンを始めとした中距離弾道ミサイルはそのまま温存されるのではないか、そういう指摘があるわけであります。要するに、日本が置き去りにされるのではないか、そういう懸念が言われているわけであります。
 ですから、電話会談では、あらゆる射程の弾道ミサイルが廃棄されることの合意をしっかりと取り付けていただきたいんだ、そのことをぜひトランプ大統領に方針のすり合わせで訴えていただきたいと思うんですが、この核、ミサイル、拉致問題についての方針をすり合わせることについて、総理の見解を伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 佐藤茂樹

speaker_id: 30698

日付: 2019-02-20

院: 衆議院

会議名: 予算委員会