安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○安倍内閣総理大臣 住宅や学校で囲まれ、世界で最も危険と言われる普天間飛行場が、固定化され、危険なまま置き去りにされることは絶対に避けなければなりません。これは、地元の皆様との共通認識であると思っております。
辺野古への移設は、普天間飛行場の全面返還を実現するために進めているものであります。
移設作業に当たっては、周辺の自然環境に最大限の配慮を払うため、約五年間にわたる環境影響評価を行っております。その際、沖縄県知事からは、合計六度、千五百件以上に及ぶ意見をいただき、これを全て反映している。その上で、保護対象のサンゴについては移植をし、また、国指定の天然記念物や絶滅危惧種に指定されている貝類、甲殻類なども移動させる方針であると承知をしております。
このうちサンゴ類の移植については、沖縄防衛局において、部外の専門家から成る環境監視等委員会の指導助言を踏まえて保護基準を設定しており、実際に設定した基準は、那覇第二滑走路の工事に伴う埋立ての際よりも相当厳しいものであり、この内容は沖縄県にも報告をしていると聞いております。
具体的には、那覇第二滑走路の工事に伴い、小型サンゴ約三万七千群体の移植を行いましたが、仮にこれに辺野古移設と同じ基準を当てはめれば、小型サンゴ類約十七万群体を移植する必要があったものと承知をしております。
なお、北側海域には保護対象のサンゴ約七万四千群体が存在しておりますが、このうち約三万九千群体については、昨年、二度にわたり県に移植に係る申請を行いましたが、二度とも県により不許可となっている、こう聞いております。
このように、サンゴ類の移植については、環境保全に最大限配慮して適切に実施する方針であるものと承知をしており、御指摘の私の発言については、何ら訂正すべき理由はないと考えております。