大西健介の発言 (予算委員会第一分科会)
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○大西(健)分科員 いずれにしろ、これは本当に、先ほども言いましたように、永田町の外の世界の有為の人材が資格試験というパスポートを得てこの世界に入ってくるという道を開いたということ、私は非常に意義のある制度だと思っていますので、よりよい制度にしていくように御努力をいただきたいなというふうに思っています。
もう一つだけ、せっかく事務総長に来ていただいていますのでお聞きしたいんですけれども、先日、国立公文書館が二〇一九年度から歴代首相の在任中の体験などを聞き取るオーラルヒストリーの事業を始めるということを聞きました。
欧米では、例えば、大統領や首相経験者が引退をすると、手記、回顧録みたいなのを出すというのが一般的であります。単なる自慢話じゃなくて、今だから言えるあのときの決断というのをちゃんと証言として残しておくということは、私、非常に意義深いことだというふうに思っています。
私は、二十年前にアメリカの在米大使館に勤務をしたことがあるんですけれども、そのときに米国の議会を担当しました。お手元の資料の一ページ目の裏に、上のところですけれども、これはアメリカの上院のホームページに載っているものですけれども、アメリカの上院も下院も、こういうオーラルヒストリープロジェクトというのをやっているんですね。
議会というのは、先例とか与野党の協議によって運営をされるということで、行政以上に文書での記録が残りにくいというところがあるというふうに思います。この点、私は、議会こそ、このオーラルヒストリーという手法を活用してはどうかなというふうに考えております。
その下に載せてあるのが、実は二〇一二年に出版されたものですけれども、谷福丸衆議院事務総長のオーラルヒストリーというのが出版されています。これは私も読ませていただきました。これは議会史の一級の史料だというふうに私は思いますけれども、立法府においても、歴代議長だとか事務総長のオーラルヒストリー、これを事業として行ってはどうかというふうに考えますけれども、いかがでしょうか。