岡本三成の発言 (予算委員会第四分科会)

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○岡本(三)分科員 ありがとうございます。
 残りの時間、給食の無料化について、質問というか御提案させてください。今の政府のスタンスはよくわかっていますので、ちょっと未来志向で、いろいろな問題提起、そして提案させていただきたいんです。
 柴山大臣も私も、義務教育のとき、教科書を購入していませんよね。私の娘たちは、昔は教科書を購入しなければいけなかったことも知りません。それがすばらしいと思っているんです。これから、十年後、二十年後に、昔って給食代を払っていたのという日本を私はつくりたいんです。
 昔、教科書を買っていたときに、昭和三十八年、我が党の参議院議員柏原ヤスさん、もともと学校の先生が、池田勇人総理に訴えて、国会で答弁をとり、それから大きな流れとなって、教科書は無料化になりました。
 このSDGsも、一丁目一番地は貧困の撲滅、飢餓の撲滅なんですよ。今、日本は、民間の統計では、この二十年間、子供の貧困率は倍増です。特に一人親家庭においては貧困率は五割を超していまして、OECD最悪の数字です。給食代が払えない、制服が買えない、文房具代が払えない等々ありながら、子供にだけは恥ずかしい思いをさせたくないということで、プライオリティー一番で給食代を払っているという一人親の方はたくさんいらっしゃるんですよ。
 小学校では九九%以上給食をやっています。中学校でもほぼ九割。ほぼ、ほとんどのお子さんが給食の恩恵を受けているんですね。憲法二十六条には、義務教育は無償と書いてあります。給食は私は食育だと思っていますから、教育という考え方に含めてしまえば、憲法でも十分正当化できます。
 大臣、ここを私、大臣にぜひ共有させていただきたいんです。
 仮に、小学校と中学校の給食を全部無料化すると約四千三百億円です。私は、めちゃくちゃ安いと思うんですよ。百兆円使う日本が、全体の予算の〇・四%、一%もいかないんですよ。〇・四%使えば、全ての給食は無料です。
 先進国において、教育費用、文科省がたった五兆円しか予算を使わない。全体の予算の五%なんというのは、これは議会の責任ですけれども、少な過ぎます。将来に投資をしよう、未来を開こうということであれば、教育投資は企業でいえば研究開発、設備投資ですから、私は、文科省の予算は十兆、二十兆あって当然だと思っているんですよ。しかも、この給食は、たった全予算の〇・四%でみんなが恩恵を受けるわけです。
 方向性について、今いろいろなできない理由、もう文科省の方に山ほど聞きましたけれども、子供たちの未来のために、そして、今日本が抱えている現状、日本が国際約束したSDGs、費用対効果を考えて、給食を無料にしていく方向のそのトレンド、真剣に文科省に考えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 岡本三成

speaker_id: 5365

日付: 2019-02-27

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第四分科会