神山佐市の発言 (予算委員会第八分科会)

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○神山分科員 おはようございます。自由民主党の神山佐市でございます。
 質問の機会をいただきましたことに心より感謝申し上げる次第であります。
 まず八ツ場ダムについてですけれども、埼玉県議会で、民主党政権のときに八ツ場ダムを中止したということであるわけであります。そして、埼玉県の利水、災害対策をしっかりするということで、当時、埼玉県を挙げてその確認をし、そして、何で八ツ場ダムが必要なのかというふうなことをしてきたわけであります。
 きょうは、そういうようなことで、確認も含めて、そして、石井大臣には質問をしませんけれども、よろしくお願い申し上げる次第であります。
 JR宇都宮線、東武鉄道日光線の栗橋駅に近い閑静な住宅街で、青いテープが巻かれた電柱があります。その電柱の青色テープは、かつてカスリーン台風に襲われたときの実際の洪水の高さを示しているそうであります。ここの浸水高は二・四メートル。カスリーン台風では、利根川や荒川の堤防が決壊して、埼玉から東京にかけて大洪水を巻き起こしたわけであります。
 八ツ場ダムは、昭和二十七年の決定、そして、昭和二十二年のカスリーン台風による大被害を受け、利根川上流にダムを築いて洪水調整を行い、下流部の洪水被害の軽減を図るための治水事業の一環として計画されたわけであります。また、年々ふえ続ける首都圏の人口と、それに伴う水の使用量の増大を支えるための水資源開発も大きな目的でありました。
 カスリーン台風から約十年後の昭和三十三年、ようやく藤原ダムが完成し、さらに、利根川最上流部には矢木沢ダム、また、支流には相俣ダム、薗原ダム、下久保ダム、奈良俣ダムが次々と建設されていったわけであります。こうした背景には下流部のためにとうとい犠牲と土地を提供された多くの方々の苦悩があったということを、決して忘れてはいけないというふうに考えているわけであります。
 さて、完成するまでは、建設には時間がかかっていたため、八ツ場ダムと並んでだめダムだなどと言われたわけでありますけれども、宮ケ瀬ダムについてであります。
 このダムは、一九七一年に実施計画調査に着手し、二〇〇〇年に完成しました。ちょうど三十年。総事業費は三千九百九十三億円。当初事業費は千七百億円と見込まれておりましたので、倍以上に膨らんだわけであります。
 本格運用開始五年後の事業評価を見ると、年間百三十五万人の人がこのダムを訪れ、洪水調整、水道用水の供給、発電に十分な効果を発揮し、洪水調整の費用対効果は、事業費の増大にもかかわらず二・一となっており、発電は、七万三千四百メガワットアワーの計画発電量に対し、七万六千メガワットアワーという実績となっております。
 すなわち、ダムの完成により事業の目的は十分に果たされており、また、良好な環境を提供していることが入り込み客の増大からもうかがえるわけであります。そして、水没者の生活再建も問題なく行われているそうであります。
 本題に入りますけれども、平成三十一年度に完成とのことですが、現在の進捗状況及び運用開始後の治水環境の変化についてお尋ねいたします。よろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 神山佐市

speaker_id: 20172

日付: 2019-02-27

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第八分科会