宮原隆の発言 (外交防衛委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府参考人(宮原隆君) お答え申し上げます。
委員冒頭より御指摘のユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現は、全ての人々に基礎的な保健医療を負担可能な費用で提供することを通じまして、特に開発途上国の経済成長の基礎になるものと考えております。
開発途上国におけるUHCの確立に向けた持続可能なファイナンスの構築のためには、国内資金の最大限の活用、国内資金を補完するための援助資金を含めた外部の資金の効果的な活用、そして高齢化等人口動態の変化を見通した保健財政制度の設計といった点に対処する必要がございます。経済発展の早い段階においてUHCを達成することは、途上国の持続可能で包摂的な成長を中長期的に実現するためにも極めて重要でございます。これらを踏まえまして、今年のG20日本議長の下におきまして、途上国におけるUHCファイナンスの推進を優先課題の一つとして掲げさせていただいているところでございます。
その上で、持続可能な保健財政制度実現のためには、保健大臣のみならず財務大臣の果たす役割が極めて重要であることから、G20大阪サミットの機会に各国の財務大臣及び保健大臣が一堂に集まり、健全で持続可能な保健財政システムの確立の重要性を再確認するとともに、保健省と財務省が協働する必要性についての認識を共有すると、こういうことを目的といたしまして合同セッションを開催することと、合同会議を開催することといたしております。
財務省といたしましても、このG20保健大臣・財務大臣合同セッションの成果を受けまして、途上国における財務省、保健省の協働を更に推し進め、UHCファイナンスの強化につなげていくための国際社会の協調努力に引き続き貢献してまいりたいと考えております。