宇都隆史の発言 (外交防衛委員会)

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○宇都隆史君 なかなか具体的な期日というのは言いにくいというのはよく理解していますけれども、今おっしゃられたようにレーダーの開発には五年掛かるわけですね。その後からいろいろな試験が入りますから、まあ言ってみたら五年以上今から掛かりますという話なわけですね。
 そこで、昨日、大臣が謝罪に行かれたときに、知事がこのような発言をされていますね。マイナスからのスタートであり、もう一度スタートに戻って検討してもらわないと協議に入ることはできない、そして丁寧な説明ではなく正確な説明をしてほしい、そして時間を掛ければ新たな候補地も見付かるのではないか、他の国有地についても時間を掛けてしっかりとやっていただきたい。
 タイムリミットはありません。今年中にやらなきゃというような話ではなくて、時間はまだあるわけですよ。まあ五年丸々とはもちろん言いません。その前の準備段階として、用地をつくってきちんとその整地をして、物ができたときには速やかにそれを建設していく準備もやっぱり必要ですし、その間に当たっての住民の皆さんとの協力関係をつくっていく時間も必要でしょうから、五年とはもちろん言いませんけれども、少なくともここまでやってしまったという大きな反省の下に立つのであれば、きちんと知事さんが言われたような、もう一度きちんとほかの候補地も見て、まあここは大臣がきちんと言われていますけど、現地できちんと測量を実施して、部外の専門家の活用も含めて適切に進めていきますと言っているけど、ここはやっぱり慎重に丁寧にやっていくというのをきちんと示さないと大変なことになりますよ。
 一度やっぱり住民の皆さんとの信頼関係を失って、仮にそこで強引に推し進めても、現地に行って苦労するのは隊員ですよ。地域の皆さんとの協力の得られない、あるいは非常に関係の悪化した状況の中で、その皆さんの命も含めて守るためにリスクを負って頑張らなきゃいけないわけですから。自衛隊員が頑張るためには、やっぱり有権者の皆さんが付いてきてくれなければ戦えません。背中を地域の皆さんが押してくれないと、支えてくれないと、きちんと目の前に対処することできません。この環境づくりをするのは現場のユニホームじゃないですね、これらは内局であったり、あるいはこれは政務の仕事です。このことにやっぱり全力を尽くしていただきたい。
 ですから、先ほどのシャングリラのあれもいいですけれども、大臣には国内に向けて様々なもっとやることがあるんだ、この認識のまず一つとしてこのアショアの件、これは大臣御就任の間にこれ起こったことなわけですから、責任感を持って是非これを、収束とは言いませんけれども、信頼回復に向けた御努力をお願いしたいと思います。答弁はもう求めません。
 次のF35の問題について入ってまいります。
 F35の残り八機分のFACO、国内の最終組立てライン、これを昨年末に終了いたしました。残念でありました。防衛省としては、ある一定程度の知見は得たということ、それからコストの面ですね、最終組立てをすればその分のコストは高くなりますから、八機分についてもできるだけ安くしたいということでこのFACOを終わらせました。
 ところが、現場でこの最終組立てに携わっていた企業は、自分たちの企業の自助努力で更にコストダウンを図って、最終組立てを自分たちでやったとしても米国の完成品と変わらないぐらいのコストまで持っていくぞと、こういう努力を今一生懸命やっていますね。
 一度このFACOライン閉じましたけれども、我々は、垂直離陸型も含めてトータル百四十七機、もう既に買った分も含めてですけれども、百四十七機を購入していくという閣議決定を政府としてはしているわけです。これ、今後、企業側の努力によってコストが変わってきた、あるいは、最終組立てでも十分にそのマイナスの部分というのをそそげると、カバーできるという判断に至った場合については、FACO、これ最終組立て、最終的にもう一度国内でやっていくという可能性もありというふうに捉えてよろしいですか。

発言情報

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発言者: 宇都隆史

speaker_id: 26022

日付: 2019-06-18

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会