大野元裕の発言 (外交防衛委員会)

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大野元裕君 いや、私、理解しています。理解しているから言っているんです。
 その我が国に対する直接の攻撃以外のところの部分についてどういう解釈を許してしまうかによっては、先ほど小西先生との議論聞いていても、私は実はそこの辺は感じたところなんです。だからこそ、脅威は確かにそのとおり。だからといって、きちんとした法的な基礎がないといけないという議論に今度なってしまいますから、そこで擦れ違いが出てしまうし、国民にはきちんと説明しろというのはそういうことなんです。
 今大臣がスタンドオフ能力の話云々とされましたが、例えば先般、六月の十日ですか、中国の海軍の空母群と呼べばいいんでしょうか、これが沖宮間、沖縄と宮古の間を通過して太平洋に至りました。これについてもそうですが、民主党政権時代にも沖宮間に実は暫定的に地対艦ミサイル配備したことがあります。これは中国の野心を牽制するものというふうに当時報道等では言われました。
 今回の大綱においても、島嶼部に対する侵攻に対処し得るよう、地対艦誘導弾部隊及び島嶼防御用高速滑空弾部隊を保持すると書いてあるんです。これ、それは確かに島嶼防衛用なんだろうというところもありますが、これ海峡間でも使えますよね。海峡間でも、海峡においても通峡するその脅威に対しても使えるものですよね。
 だとすると、私は、こういうところは島嶼防衛用などとわざわざ書くのではなくて、きちんと必要な防衛の発想というものは書いた上で説明をしていかないと、いきなりそれが必要になったときに、いや、実はあれ島嶼防衛用ではなかったんですと、そういう状況ではいけないので、私は、防衛の大綱ではきちんと、脅威の想定をしたならばそれに対して対抗する手段としてこういったものがありますということは明確に言っておかないと、後々また国会の議論だけではなくて国民から信頼を失うと思いますが、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 大野元裕

speaker_id: 21489

日付: 2019-06-18

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会